「ボイコット」の由来は? 【ことば検定プラス】
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「ボイコット」の由来は?
「ことば検定プラス」 -林修-

 

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林修先生の「ことば検定プラス」

今回は、2018年4月25日に出題された復習問題です。

4月25日は、昭和55年に日本政府がJOCに対し、その年のモスクワオリンピックへの不参加を伝えた日です。
前年の、旧ソ連のアフガニスタン侵攻を受けてのものでした。
代表に決まっていた選手たちが、涙ながらにオリンピック参加を訴える姿は、記憶に新しいですよね。
中には、マラソンの瀬古選手のように、選手としてのピークを迎えていた人もいました。
オリンピックが、政治に利用された悲劇として歴史に刻まれています。
そこで今回は「ボイコット」とは何に由来する言葉か?という問題です。

 

今日の問題

「ボイコット」の由来は?

 

【選択枝】
 農具
 人の名前
■ 
痩せたいけど食べたい

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本日の解答

 人の名前

 

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【今日ののボケは?】
「ボイコット」ではなく、「ボク葛藤(ぼくかっとう)」だそうです。

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林修先生の解説

【「ボイコット」の由来は?】

「ボイコット」は英語からの外来語

「ボイコット」という言葉は、会などの参加を拒否する意味の英語"boycott(ボイコット)"からの外来語です。

そして「ボイコット」の歴史は、19世紀のアイルランドから始まりました。

 

当時、アイルランドの主要産業は農業でした。
しかし、農家のほとんどは土地を持たない小作農で、地主に地代を徴収されていました。
そして、地主の多くは裕福なイギリス人だったのです。

「ボイコット」は人の名前に由来

そんな中、1879年に大きな飢饉が起きてしまったのです。

土地代が払えず、強制立ち退きを恐れた小作農たちは団結し、地主に対抗しようとしました。
ある北西部の州(メイヨー州)では、怒りの矛先が借地料の値下げを拒否した管理人に向けられました。
食料品を売らない、郵便物を扱わないなどから始まった抵抗は、徐々にエスカレート。
ついには家屋の打ち壊しに至り、管理人はイギリスと逃げ帰ったのです。
そして、その管理人こそ、他でもないチャールズ・ボイコット大尉だったんですね。
ということで、正解は「人の名前」です。
この騒動は当然、イギリス本国でも大きく報じられたことから、新しい英単語「ボイコット」が生まれたというわけです。
元々は、今よりかなり過激な行為だったんですね。

前回の「ことば検定プラス」

 

本日の出題

「お天気検定」
藤は何の仲間? 

「みんなのエンタメ検定」
松坂桃季 経験したアルバイトは?

 

 

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