「値千金」の由来は?
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林修先生「ことば検定プラス」
今日は2020年1月23日に出題された復習問題です。
「ことば検定」今日の問題
【問題】
「値千金」の由来は?
【選択枝】
■ 春の夜
■ 冬の陽ざし
■ 私はキャッシュ
■ 春の夜
■ 冬の陽ざし
■ 私はキャッシュ
本日の解答は
■ 春の夜
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【今日の■のボケは?】
「値千金」ではなく、「あたい現金」だそうです。
本日の林修先生の解説
【「値千金」の由来は?】
「値千金」は蘇東坡の詩"春夜"に由来
「値千金」は11世紀中国の詩人、蘇東坡(蘇軾)の下記の詩に由来します。
春宵一刻直千金 花有清香月有陰 歌管楼台声細細 鞦韆院落夜沈沈 |
「春宵一刻直千金」
「春の夜は、ひと時でも千金の価値がある」という意味です。
"直"は「値」のことで、「値千金」となります
「春の夜のすばらしさ」を詠んだ蘇東坡
「花有清香月有陰」
「花は清らかに香り 月はおぼろに霞む」という意味です。
"花が咲いておぼろ月が見える"のはいつかというと、「春宵一刻直千金」
「春宵」とは、"春の宵"、つまり「春の夜」のことで、この詩は「春の夜のすばらしさ」を詠んでいるのです。
蘇東坡(蘇軾)は詩人であるだけでなく、書家であり、画家であり、政治家でもあるという大天才でした。
「春夜」というこの詩は、大変味わい深い傑作ですから、興味のある方はぜひ意味を調べてみてください。
前回の「ことば検定プラス」
2020年12月28日の出題
2020年1月23日の出題
本日の出題
「お天気検定」
□ 「天気の子」空を題材にするきっかけとなった雲は?
「ニュース検定」
□ 1989年 株価が最高値となったのは?