「鳥居」の由来に関係する鳥の種類は?
「ことば検定プラス」 -林修-
テレビ朝日「グッド!モーニング」の「ことば検定プラス」の出題と答えを速報しています。 どなたでも参加でき、ポイントを貯めてプレゼントに応募できます。 |
林修先生の「ことば検定プラス」
今年も今日5月10日から愛鳥週間が始まりました。
この時期は、多くの渡り鳥が日本にやってきます。
軒先に、ツバメが巣を作る光景は風物詩の一つとなっていますよね。
そして今日は鳥のつく言葉の中から、神社の鳥居を取り上げます。
この言葉、なぜ鳥がつくのかご存知ですか。
有力なのは、ある神話に登場する鳥の止まり木、つまり、鳥が居るから、「鳥居」だとする説です。
では、その鳥の種類は何でしょうか?
今日の問題
「鳥居」の由来に関係する鳥の種類は?
【選択枝】
■ にわとり
■ からす
■ 木
本日の解答
■ にわとり
ことば検定プラスの解答速報を発信しています。 お気に入りやブックマークしておくと便利です。 |
【今日の■のボケは?】
「とりい」ではなく、「とぅりー(tree)」だそうです。
林修先生の解説
【「鳥居」の由来に関係する鳥は?】
鳥湯の由来は有名な天岩戸神話
鳥居の由来に関係する神話は、古事記などの天照大神にまつわるものです。
神々がお住まいの高天原(たかまがはら)のことです。
弟・スサノウの乱暴狼藉にお怒りになった天照大神は、洞窟に隠れてしまわれました。
するとあたりは、真っ暗となり、困った八百万(やおよろず)の神々は、洞窟の前に集まって相談しました。
弟・スサノウの乱暴狼藉にお怒りになった天照大神は、洞窟に隠れてしまわれました。
するとあたりは、真っ暗となり、困った八百万(やおよろず)の神々は、洞窟の前に集まって相談しました。
有名な天岩戸(あまのいわと)神話ですね。
その神話について江戸時代に書かれたものを見ていると、"にわとり"が描かれています。
その神話について江戸時代に書かれたものを見ていると、"にわとり"が描かれています。
にわとりの止まり木が鳥居の原型
実は古くから、朝一番に鳴く"にわとり"の声には闇を払い、光を呼ぶ力があると考えられてきました。
そこで、この神話でも天照大神に出て来てもらうために、神々はまず"にわとり"を鳴かせたのです。
そして、このときの"にわとり"の止まり木が、鳥居の原型だとする説が有力なんです。
ということで、正解は「にわとり」です。
さらに、こうした神話から、鳥居の内側は、神がいらっしゃる神聖な領域とされるようになったとみられます。
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
「お天気検定」
□ 5月の歴代最高気温39.5℃の記録を持つのは?
「みんなのエンタメ検定」
□ 志田未来 念願のショートカットにした理由は?