奈良の大仏造立の一因となった感染症は? 【ニュース検定】
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奈良の大仏造立の一因となった感染症は?
朝の情報番組「グッド!モーニング」 -ニュース検定-

テレビ朝日系列で放送される朝の情報番組「グッド!モーニング」では、
「ことば検定プラス」「お天気検定」「ニュース検定」と3つの検定があって問題が出されます。
いずれも3者択一問題で、テレビのデーターボタン(dボタン)から簡単に参加できます。
正解、不正解でポイントを獲得することが出来て、貯めたポイント数に応じて、毎月のプレゼントに応募できます。
ここでは、池上彰さんが出題するニュース検定にスポットを当てて、検定の内容と結果について触れて行きます。

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池上彰さんの「ニュース検定」

 

「ニュース検定」今日の問題

【問題】
奈良の大仏造立の一因となった感染症は?

 

【選択枝】
 ペスト
 コレラ
 天然痘
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本日の解答は

 天然痘

「ニュース検定」出題から解答までリアルタイムで解答速報を発信しています。
いち早く解答を確認するために、ぜひ当サイトをお気に入りやブックマーク登録をお勧めいたします。

 

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池上彰さんの解説

【大仏と感染症】

奈良時代に大流行した天然痘

これまで感染症が、世界の歴史に大きな影響を与えてきたことをお伝えしてきましたが、日本の歴史にも感染症は深く関与しています。

有名なのは、奈良時代の735~737年に大流行した天然痘です。
九州から始まり、全国へと広がりました。
100万~150万人が死亡したと言われています。

当時の日本の人口のおよそ3割にも相当する人数です。
都である平城京も例外ではありません。
絶対的な権力を誇っていた藤原氏の4兄弟が、全員天然痘で死亡したのです。

政治を荷っていた公家もその3分の1が亡くなりました。
政治が大混乱したのです。

天然痘のきっかけは、中国の唐に派遣された遣唐使、もしくは朝鮮半島の新羅に赴いた遣新羅使だったという説が有力です。
使節団がこれらの国で観戦し、日本に持ち込んだというのです。そして感染が拡大し、多くの農民も死亡しました。

 

奈良の大仏造立は当時の景気対策の1つ

この時代を襲ったのは天然痘だけではありません。

干ばつや飢饉、さらには大地震なども起きました。
社会不安が高まったのです。

聖武天皇(701~756)はこうした社会不安を抑えるため、奈良で大仏を、さらに全国に国分寺や国分尼寺などを作りました。

仏教の力で民衆の不安を拭い去ろうとしたのです。

奈良の大仏造立には、資材や資金の寄付のほか、ボランティアの努力も数多くありました。

関西大学の宮本勝浩教授によれば、奈良の大仏の建設費は今の価格になおすと4657億円です。
建造に関わった人の消費などによる経済波及効果は、1兆246億円に上ったと言われています。

つまり奈良の大仏は、巨額の"公共事業"だったとも言えるのです。
感染症が流行した際、景気対策が必要なのは今も昔も変わりありません。

 

前回のニュース検定

今月のプレゼント
A賞(120ポイント獲得で応募可能)
□衣類乾燥除湿機
B賞(60ポイント獲得で応募可能)
□ホットプレート
C賞(30ポイント獲得で応募可能)
□保温・保冷対応魔法瓶(500ml)

池上彰さんのニュース検定について
【出題】
出題時間は7時53分前後
池上彰さんが気になるニュースからクイズが出題されます。
出題した直後、CMをはさんで解答締め切りになります。
時間にして2~3分ほど考える時間となります。

【傾向と対策】
3つの選択肢から解答ですが、林修先生のクイズのようなボケの選択肢はありません。
ことば検定、お天気検定と比べて、難易度は高い傾向にあります。

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