味の「コク」広辞苑に載っている漢字は?
ことば検定プラス -林修-
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林修先生 ことば検定プラス
今週は2020年放送した中からの復習問題です。
今日は、2月25日に出題されたものです。
ことば検定プラス 今日の問題
味の「コク」広辞苑に載っている漢字は?
【選択枝】
■ 穀
■ 酷
■ 頷
本日の解答は
■ 酷
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【今日の■のボケは?】
「コク」ではなく、頷くときにやる「コクッ」だそうです。
本日の林修先生の解説
【味の「コク」広辞苑の漢字は?】
【酷】の酉(ひよみのとり)に注目
選択肢の1つ「穀」は、"殻"をかぶった籾(もみ)を表し、米や麦など広く穀物を指します。
一方「酷」は、訓読みの通り、「ひどい」「はなはだしい」といった意味です。
注目は、この字の左側です。
ことば検定ではおなじみの、「酉(ひよみのとり)」、これは酒の壺をかたどって出来た字で、お酒に関係のある漢字に含まれています。
こく【酷】酒などの深みのある濃い味わい
広辞苑で「酷」を見ると、「酒などの深みのある濃い味わい」とあります。
こく【酷】 -広辞苑から-
(本来、中国で穀物の熟したことをあらわしたところから) |
"酒の味わい"を意味するのですから、当然漢字は「酷」となり、この字はもともとは中国で強い酒を表すことから、「ひどい」に転じました。
「コク」という言葉の由来については、他に「味が濃い」などの"濃い"が変化したという説もあります。
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
「お天気検定」
□ きょう日本で約400年ぶりに大接近して見える星は?
「ニュース検定」
□ 岡本行夫さん、どの省庁出身?