生涯結婚しない女性が急増したのはいつ頃から? 【ニュース検定】
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生涯結婚しない女性が急増したのはいつ頃から?
「グッド!モーニング」 ニュース検定 -池上彰-

 

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池上彰 ニュース検定

 

ニュース検定 今日の問題

生涯結婚しない女性が急増したのはいつ頃から?

 

【選択枝】
 1990年
 2000年
 2010年
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本日の解答

■ 2000年

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池上彰さんの解説

今日のキーワード
"少子化"を考える②【少母化】

少子化問題で大事な数字「出生率」

昨日は去年(2019年)の出生数、つまり"赤ちゃんが産まれた数が過去最低になったこと"をお伝えしましたが、少子化問題で、もう一つ大事な数字があります。
それは、"出生率"です。
"出生率"、正確には"合計特殊出生率"というんですが、簡単に言いますと、1人の女性が一生のうちに産む子供の平均人数のことです。
合計特殊出生率
1人の女性が一生に産む子供の平均人数

 

過去最低を記録したのは、2005年で1.26でした。
その後、緩やかに回復し、このところ1.4付近で推移しています。
大事なポイントは、この出生率の分母には、未婚の女性も含まれていることです。
つまり、結婚を選択しない女性が増えるほど、出生率は低くなるのです。

"少子化"より問題なのは"少母化"

国勢調査によると、1990年代にまず、生涯未婚の男性が増え始め2000年に入ってからは、女性も同様に増え始めました
つまりここ20年は、結婚して母になる女性自体が少なくなっているのです。
このため"少子化"というより"少母化"が問題だと指摘する専門家もいます。

博報堂ソロもんLABOリーダー 荒川和久氏の話

よく出生率が上がらない原因というのを、お母さんが子供を産まないからだと勘違いされる方が多いんですけれども、
1人のお母さんが産んでる子供の数は、ここ50年間ぐらいあまり変わっていない

荒川さんによれば、第2次ベビーブームの1972年、一組の夫婦の間に生まれた子供の数は平均2.2人でした。
一方、2015年の同じ調査では平均1.94人です。
つまり、1人のお母さんが産む子供の数自体は、大きく変わっていないといいます。
結婚しやすい環境作りを進め、子供を産みやすくする社会をいかにして作るのか。
政治に突きつけられた重要な課題なのです。

 

前回のニュース検定

 

 

 

 

 

 

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