「開いた口が塞がらない」正しい意味は? 【ことば検定スマート】
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「開いた口が塞がらない」正しい意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

 

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ことば検定 問題 

 

今日もテーマは「口」です。

口を使ったことわざや慣用句はたくさんあります。
・「鶏口牛後」(鶏口となるも牛後となるなかれ)
(大きな組織の末端より、小さな組織でもトップの方がよいという意味)

・「良薬は口に苦し」
・「口は禍の元」
・「開いた口が塞がらない」などがあります。

「開いた口が塞がらない」は、"あきれてものが言えないさま"という意味で使えます。
ただ、以前は別の意味でもよく使われていたのです。

そこで今日は、「開いた口が塞がらない」の意味で正しいのはどれかという問題です。

 

 

 

「開いた口が塞がらない」正しい意味は?

   -うっとりしている
   -恐れおののく
   -大工さんが焦る

 

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ことば検定 答え

   -うっとりしている

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

良い悪い両方の意味で使われていた言葉
「言語道断」は、"もってのほか" "言葉で言い表す出ないほどひどい"という意味で使います。
これは、悪い意味で使われています。
ただ、古くは "言いようがないほど立派"という良い意味でも使われていました。

このように、元々は良い悪い両方の意味で使われていた言葉が、どちらかでしか使われなくなるということは結構あるようです。

「開いた口が塞がらない」

それを踏まえて、こちらの文章を見てください。

師直は明(あい)た口ふさがれもせず うっとりと

*足利尊氏に仕えた武将を高師直(こうのもろなお)のこと

豪華な贈り物の目録にうっとりしている場面です。

「開いた口が塞がらない」 には、"うっとりしている状態"という意味もあります。
どちらの意味も18世紀から使われていたのが、次第に現在のような悪い意味でしか使われないようになっていきました。

 

 

 

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