「パビリオン」名前の由来は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
今週は「万博」がテーマです。
「大阪万博」で建てられ、大阪のシンボルとして親しまれているのが「太陽の塔」です。
「太陽の塔」は、その外観だけでなく、その内部は色とりどりで芸術的です。
「太陽の塔」は、その外観だけでなく、その内部は色とりどりで芸術的です。
そして、万博の跡地は「万博記念公園」として整備されています。
当時の建物はほとんど撤去されていますが、「太陽の塔」などとともに残されたものの一つが、「EXPO'70パビリオン」という記念館です。
「大阪万博」の際は、「鉄鋼館」という日本鉄鋼連盟のパビリオンでした。
当時の雰囲気や熱気を、今に伝える展示や「大阪万博」について学べる企画展も定期的に行われているそうです。
そこで今日は、その「パビリオン」という名前は何に由来するかという問題です。
きょうの問題
「パビリオン」名前の由来は?
青 -洞窟
赤 -蝶
緑 -トースト10億枚
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
赤 -蝶
【本日の 緑 のボケは?】
「パビリオン」ではなく「パンビリオン」というボケでした
きょうの解説
【「パビリオン」名前の由来は?】
「パビリオン」に似た犬種名パピヨン
犬の種類で、パビリオンに似た名前と言えば「パピヨン」です。
あのマリー・アントワネットも飼っていたと言われる犬種ですが、この「パピヨン」は耳の形が、蝶に似ているからこの名前がついたと言われています。
あのマリー・アントワネットも飼っていたと言われる犬種ですが、この「パピヨン」は耳の形が、蝶に似ているからこの名前がついたと言われています。
「パピヨン」はフランス語で"蝶"のことで、語源はラテン語の「パピリオ(papilio)」です。
「パピリオ」も、やはり蝶や蛾を指していて、実はこれが「パビリオン」の語源でもあるのです。
「パピリオ」も、やはり蝶や蛾を指していて、実はこれが「パビリオン」の語源でもあるのです。
「パビリオン」万博に使われ始めた
そして「パビリオン」からフランス語であるものを指す言葉ができたのが「バビロン(pavillon)」。
野営用のテントのことです。
野営用のテントのことです。
テントは、蝶が羽を広げた姿に似ているからということらしいです。
それが13世紀に英語に入って、「パビリオン」になったといわれています。
万博の展示会に使われ始めたのは、19世紀の終わり頃だとされています。
前回の出題
本日の出題
「お天気検定」 □ 最新映画ドラえもん 地球に逃れてきたパピは? |
「みんなのエンタメ検定」 □ 「錦鯉」長谷川雅紀 最近" 大汗をかいた"瞬間は? |
今月のプレゼントと応募方法