年賀状の「時候のあいさつ」は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
今週は、「年賀状のマナー」がテーマです。
喪中の人には年賀状は出しません。
それでも、年始の挨拶状を出したいという場合は、「寒中見舞い」を出します。
相手が喪中の場合には、松の内を過ぎてから「寒中見舞い」として出すのがおすすめです。
また、例えば離婚した上司とかに「おめでとう」とは、ちょっと書きにくい場合もあります。
そんなときには、年始の挨拶状としていい言葉があります。
「謹んで新年のご挨拶を申し上げます」
これだと失礼もないし、覚えておくといい言葉です。
そしてきょうは、時候のあいさつについて、年賀状に書く時候のあいさつは、どれがいいかという問題です。
きょうの問題
年賀状の「時候のあいさつ」は?
青 -初春の候
赤 -大寒の候
緑 -必要なし
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
緑 -必要なし
【本日の 緑 のボケは?】
今日はボケはありません
きょうの解説
【年賀状の「時候のあいさつ」は?】
今日は、緑の選択肢ボケはありません。
「大寒」来年は1月20日
「大寒」は、1年を24に分けた「二十四節気」の一つで、来年の1月20日です。
「大寒」はその名の通り、1年で最も寒さが厳しくなる頃ということで、お正月に使うにはちょっと早いです。
「初春」新春 新年という意味だけど
「初春」という言葉は、"新春"" 新年"という意味で、正月にはぴったりです。
年賀状では時候のあいさつは不要
ただ、そもそも年賀状には「謹賀新年」などの賀詞が書いてあります。
ですから、年賀状に「時候のあいさつ」は必要ありません。
「時候のあいさつ」を書かないというのが、実は年賀状のマナーです。
前回の出題
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