「すさまじい」という意味の言葉は? 【ことば検定プラス】
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「すさまじい」という意味の言葉は?
ことば検定プラス 林修

テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定プラス」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

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「ことば検定プラス」

今回は、2018年9月13日に出題された復習問題です。

9月13日は、大正元年に陸軍大将 乃木希典が、明治天皇の崩御を受けて殉死した日です。
明治天皇の崩御は、7月30日だと発表されています。
そして、9月13日に大喪儀が行われ、乃木将軍はその夜8時ごろ、殉死したのです。
長州藩の師範、長府藩の藩士の家に生まれた乃木は、維新から西南戦争、さらに日清、日露の両戦争を生き抜きました。
なかでも日露戦争では、難攻不落とうたわれた、旅順の要塞を攻略した司令官として、世界にその名を知られています。
旅順をめぐる攻防戦は、およそ4ヶ月におよび、日露合わせて3万人を超える戦死者が出た"凄まじい"戦いでした。
そこで今日は、凄まじいという意味の言葉はどれかという問題です。

 

 

きょうの問題

「すさまじい」という意味の言葉は?

   -そうぜつ
   -せいぜつ
   -間から覗く

 

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きょうの答え

   -せいぜつ

 

【本日の  のボケは?】

「すさまじい」ではなく「すきま、じー」というボケでした

 

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きょうの解説

【「すさまじい」という意味の言葉は?】

「そうぜつ」なのか、「せいぜつ」なのか?
この二つの言葉は使い方が似ていて、例えば、「そうぜつな戦い」、「せいぜつな戦い」などと使います。
どちらも、使い方自体は間違っていませんが、問題はその意味です。
漢字で書くと「そうぜつ」は「壮絶」です。
この「壮」は勇壮の荘ですから、「壮絶」の意味は、"甚だ勇壮なこと"、"極めて壮烈なこと"となります。
一方、「せいぜつ」は「凄絶」と書きます。
この「凄」は"すごい"と読みますし、そもそも「すさまじい」という字ですよね。
ということで、正解は「せいぜつ」です。
「壮絶な戦い」を「凄まじい戦い」だと思っていた人はいませんか。
「凄まじい戦い」は「凄絶(せいぜつ)な戦い」が正しく、「壮絶な戦い」というと、"勇ましく意気盛んな戦い"という意味になります。

 

前回の出題

 

 

本日の出題

「お天気検定」
シャインマスカット、どこで生まれた? 
「みんなのエンタメ検定」
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今月のプレゼントと応募方法

 

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