「アシカ」名前の由来は?
ことば検定プラス -林修-
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林修の「ことば検定プラス」
6月17日は幕末の文久元年、動物学者飯島魁が生まれた日です。
日本の動物学の基礎を築いた人物です。
京大学卒業後のドイツ留学では、下宿先で森鴎外と隣同士だったそうで、
鴎外の「独逸日記」にも名前が登場します。
また、水族館の発展にも尽力し、日本初の本格的な「海水水族館」の設計も手がけています。
鴎外の「独逸日記」にも名前が登場します。
また、水族館の発展にも尽力し、日本初の本格的な「海水水族館」の設計も手がけています。
「水族館の父」とも呼ばれています。
そこで今日は、水族館で見ることのできる生き物の中から、「アシカ」という名前は何に由来するかという問題です。
きょうのことば検定プラス
「アシカ」名前の由来は?
【選択枝】
■ 鹿に似ている
■ 足がヒレ状
■ 宿題いつするの?
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「ことば検定プラス」答え
■ 鹿に似ている
【今日の■のボケは?】
「アシカ」ではなく、「あした」だそうです。
「ことば検定プラス」林修の解説
【「アシカ」名前の由来は?】
「アシカ」は"よく眠るもの"
現在水族館などにいる「アシカ」は、北アメリカなどに生息する種類です。
一方、実は日本にも「ニホンアシカ」という種類がいたのですが、残念ながら絶滅したようです。
江戸時代の百科事典「和漢三才図会」には、"よく眠るもの"として紹介されています。
当時はそう思われていたんですね。
そして、「アシカ」の名前の前半部分についてはいくつか説があって、有力なのは"植物の葦"、さらに"海の意味のアマ"の「あ」だとするものです。
「アシカ」の見た目が鹿に似ている
しかし、後ろの方はだいたい共通していて、「アシカ」の見た目が鹿に似ていることから、この名前がついたとみられます。
"葦の間に棲む鹿"→"葦鹿(あししか)"から「アシカ」 "海に棲む鹿"→"海鹿(あましか)"から「アシカ」 |
などの説が有力です。
ということで、正解は「鹿に似ている」です。
「アシカ」は漢字でも「葦鹿」と書きます。
"海の驢馬"「海驢」とも書きますが、これは中国から入ってきたもので、彼らはロバに居ていると思ったのかもしれませんね。
「ことば検定プラス」前回の出題
本日の出題
「お天気検定」
□ 線状降水帯とは、長さ〇〇程度の強い降水帯を伴う雨域?
「みんなのエンタメ検定」
□ 山田優 匂いにこだわり家の中でやってしまうクセは?