「奥手」の由来は?
ことば検定プラス -林修-
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林修先生の「ことば検定プラス」
今回は、2017年5月23日に出題された復習問題です。
5月23日はキスの日です。
戦後間もない昭和21年、映画「はたちの青春」が公開された日です。
この映画は、日本初のキスシーンがあると宣伝され、大ヒットしました。
この映画は、日本初のキスシーンがあると宣伝され、大ヒットしました。
実は、その前にもキスを描いた映画はあったんですが、シルエットだったそうで、
「はたちの青春」が日本初だとされています。
そして、キスシーンが描かれた背景には、GHQの指導があったと言われています。
つまり、キスは自由と民主主義の象徴だからなんだそうです。
今日の問題
「奥手」の由来は?
【選択枝】
■ 舞踊
■ 植物
■ 朝だよ
本日の解答
■ 植物
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【今日の■のボケは?】
「奥手」ではなく、「起きて」だそうです。
林修先生の解説
【「奥手」の由来は?】
「奥手」は成長が遅いという意味
「奥手」の"奥"、これは"奥にあるもの"という意味ではなく、"将来"を指した言葉です。
そして、"手"の方も、人の手のことではないんです。
物の種類や状態を表す接尾語です。
例えば、厚い材質のものを"厚手"というのと同じなんです。
つまり、「奥手」は"何かが将来になる種類"ということで、何が将来かというと、これは成長のことです。
つまり、「奥手」は"何かが将来になる種類"ということで、何が将来かというと、これは成長のことです。
成長が将来、すなわち成長が遅いという意味なんです。
現在、恋愛関係にうぶな人を「奥手」というのは、この成長が遅いことからきています。
そして、元々は何の成長が遅いことを言っていたのかというのが正解で、それは「植物」です。
植物の成長の早いか遅いかは最大の関心事
かつては、農作業が人々の生活の中心でしたから、植物の成長の早いか遅いかは最大の関心事だったんです。
特に、稲の成長については同じ「奥手」でも、「晩稲(おくて)」と書きます。
(*晩生とも書きます)
(*晩生とも書きます)
では、「晩稲(おくて)」の反対は、「早稲(わせ)」です。
早稲田大学の早稲田とは、"成長の早い稲を作る田んぼ"という意味なんです。
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
「お天気検定」
□ 全国に国交省指定の土砂災害警戒区域は何カ所ある?
「みんなのエンタメ検定」
□ 純烈 白川裕二郎が驚いたファンからのプレゼントは?