「ボタン」、名前の由来で有力なのは?
「ことば検定プラス」 -林修-
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林修先生の「ことば検定プラス」
今日は、2019年3月11日に出題された復習問題です。
少しずつ春の訪れを感じさせるようになってきました。
そして、3月といえば卒業式。
卒業式といえば、ちょっと強引ですが、卒業式ソングですよね。
卒業ソングには名曲がたくさんあります。
林修先生の世代だと、斉藤由貴さんのデビュー曲「♪卒業」です。
"♪制服の胸のボタンを下級生たちにねだられ"という歌詞を書いたのが作詞家の松本隆さん。
かつては、卒業式に憧れの先輩の第2ボタンをもらうという風習がありました。
ことば検定プラス 今日の問題
「ボタン」、名前の由来で有力なのは?
【選択枝】
■ 花のつぼみ
■ 船のいかり
■ 不良のズボン
【ことば検定プラス】本日の解答
■ 花のつぼみ
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【今日の■のボケは?】
「ボタン」ではなく、「ボンタン」だそうです。
【ことば検定プラス】林修先生の解説
【「ボタン」、有力な名前の由来は?】
「ボタン」元々はポルトガル語
「ボタン」という言葉が、外来語だというのは皆さんご存知かと思います。
16世紀から始まった南蛮貿易では、様々なものがポルトガルから伝わり、初めて見聞きするものには、ポルトガル語がそのまま使われました。パン、タバコ、こんぺいとう、ボタンもそれらの言葉の1つです。
「ボタン」は、ポルトガル語のbotão(ボトオン)に由来します。
この言葉の語源は、古代ゲルマン語、あるいは古代ラテン語だとされ、その意味が今日の正解で、「花のつぼみ」です。
ポルトガル語botão 「つぼみ」
このポルトガル語のbotão (ボトオン)にも、「つぼみ」という意味があります。
そして、卒業式の第2ボタンの風習は、昭和35年公開の戦争映画が起源だとされています。
胸の第2ボタンは心臓に近いことから、ハートを渡すという意味が込められていたそうです。
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
「お天気検定」
□ 桜の開花発表から満開発表までの最短記録は?
「ニュース検定」
□ 習近平主席が乗る公用車は?