「ごまをする」の語源由来は?
「グッド!モーニング」 ことば検定プラス -林修-
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林修先生 ことば検定プラス
ことば検定プラス 今日の問題
「ごまをする」の語源由来は?
【選択枝】
■ ごまがすり鉢にくっつく
■ 胡麻油で口が滑らか
■ 平日1万円ずつ負け
本日の解答は
■ ごまがすり鉢にくっつく
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【今日の■のボケは?】
「ごまをする」ではなく、「5万スル(ごまんする)」だそうです。
本日の林修先生の解説
【「ごまをする」の由来は?】
「ごまをする」は、江戸時代後期の随筆に「胡麻を摺ると云うこと流行して」とあって、当時から現在の意味のように使われていた流行り言葉のようです。
胡麻を摺ると云うこと流行して -江戸後期の随筆「綺語文草」から- |
では、なぜ「ごまをする」ことが、人に媚びへつらうことになるのか?
ポイントは、胡麻をする行為そのものではなく、摺った後なのです。
実際に、すり鉢で胡麻を摺ると、すりつぶされた胡麻が、あちこちにべたべたと付きますよね。
この胡麻の様子が、その時々の都合で、他人に迎合する人や、偉い人に媚びへつらうことに通じると、江戸の人は考えたのです。
ちなみに、すり胡麻は"あたり胡麻"とも呼ばれます。
摺るのは縁起が悪いということで、"スルメ"を"あたりめ"と呼ぶのと同じ理由なのです。
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
「お天気検定」
□ 五輪で日本人が初めて金メダルを獲得した競技は?
「ニュース検定」
□ 終戦直後、産児制限の旗振り役となった女性政治家は?