重さの「ポンド」基準になったのは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょう5月19日は「ボクシングの日」です。
日本人が初めてボクシング世界チャンピオンになった日ですが、白井義男さんが快挙を果たしました。
この試合は、後楽園球場で4万人もの観客を入れて行われました。
昭和27年ですから、まだスポーツはおろか政治も経済も復興の途中にある中、 白井選手の勝利は戦後の日本を明るくした出来事だったと言われています。
ボクシングは体重によって、フライ級やヘビー級とかに階級が分かれています。
その体重を表す単位は「kg(キログラム)」ではなく、「ポンド」です。
今日は「ポンド」の基準になったのは次のうちどれかという問題です。
重さの「ポンド」基準になったのは?
青 -パン
赤 -石炭
緑 -世界一有名なスパイ
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ことば検定 答え
青 -パン
ことば検定 解説
きょうの解説
近代ボクシング発祥の国はイギリス
近代ボクシング発祥の国はイギリスです。
そのイギリスで使われる重さの単位は「ポンド」です。
ですから、ボクシングでも「ポンド」が使われています。
ちなみに、「ポンド」に由来する焼き菓子と言えば「パウンドケーキ」です。
小麦粉・卵・砂糖・バターをそれぞれ1ポンドずつ使って作ることから、この名前になったといわれています。
1ポンド約450g=大麦7000粒(7000グレーン)
1ポンドは約450gですが、これを言い換えると、7000グレーンという重さになるようです。
グレーンは古代メソポタミアで使われていた重さの単位で、大麦1粒分を表します。
グレーンとは穀物のことです。
大麦7000粒(7000グレーン)を粉にすると、ちょうど大人1人が食べる1日分のパンが作れるということで 1ポンドの重さが決まったそうです。
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