「江戸時代のお茶」実在したのは?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
新茶の季節ですから、今日もお茶の話をします。
お茶は、日本では奈良~平安時代にかけて中国から伝わったといわれています。
ただ最初は定着しないで、鎌倉時代に改めて、臨済宗の開祖でもある栄西が中国から持ち帰ったとされています。
ただ最初は定着しないで、鎌倉時代に改めて、臨済宗の開祖でもある栄西が中国から持ち帰ったとされています。
栄西が書いた「喫茶養生記」は日本初の本格的な「茶の書」だとされています。
そして、栄西からもらった茶の種を、明恵(みょうえ)というお坊さんが、現在の京都に伝えたと言われています。
それが、宇治茶のルーツとされています。
それが、宇治茶のルーツとされています。
宇治茶は代表的な高級茶として、江戸時代には将軍家にも献上されていました。
そこで今日は、江戸時代のお茶で実在したのは次のうちのどれかという問題です。
きょうの問題
「江戸時代のお茶」実在したのは?
青 -茶壷道中
赤 -御茶奉行
緑 -新資源開発した博士
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きょうの答え
青 -茶壷道中
【本日の 緑 のボケは?】
「江戸時代のお茶」ではなく「エコ期待のおっちゃん」というボケでした
きょうの解説
【「江戸時代のお茶」実在したのは? 】
「御茶ノ水」地名の由来
東京には、茶と徳川将軍家に関係した「御茶ノ水」という地名があります。
「御茶ノ水」の地名は、江戸時代の初めに、ここの湧き水を将軍の茶の湯の水として献上したことに由来します。
今でも、御茶ノ水の駅のそばにはそのことを記した石碑もあります。
「茶壷道中」とは
「茶壷道中」とは、毎年4月から5月ごろ、幕府は宇治茶を茶壺に入れて江戸まで運ばせていたのです。
まず、空の茶壷を江戸から東海道を下って運び、宇治で茶を詰めると、帰りは中山道を上ったんだそうです。
多いときには千人を超える大行列だったようです。
その行列が通ると、沿道の村々ではもう農作業もできず、大きな負担となったとも言われています。
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