「簿記」由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
お盆休みの時期ですが、時間があれば資格の勉強をしたいという方も多いのではないでしょうか。
資格は社会の変化やニーズに合わせて増え続けていて、今やその数は何と1000を超えるそうです。
取って良かった資格ランキング(マイ資格ナビ)では、1位:簿記3級、2位:FP2級、3位:簿記2級、4位:ITパスポート、5位:FP3級、6位:危険物取扱者乙4種、7位:TOEIC、7位:普通自動車第一種運転免許となっています。
会計や金融スキルが人気です。
今はさまざまな専門ソフトがある便利な時代ですが、その道のプロフェッショナルを目指すのであれば、理論を理解して資格として身につけておくという選択もいいかもしれません。
今日は、そんな資格の中から「簿記」についてその言葉の由来は何かという問題です。
「簿記」由来は?
青 -帳簿に記入
赤 -英語のことば遊び
緑 -折れた
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ことば検定 答え
青 -帳簿に記入
ことば検定 解説
きょうの解説
「簿記」は、英語で「bookkeeping(ブックキーピング)」と言います。
これを早めに何回も繰り返して発音してみると、その発音が訛って「簿記」となることから、インターネットでも出てきますが、単なる俗説です。
日本で最初に西洋式簿記を紹介したのは、福沢諭吉です。
福澤諭吉は、明治6年にアメリカの簿記の教科書を翻訳し、「bookkeeping(ブックキーピング)」を「帳合(ちょうあい)」と訳しました。
「帳合」は、江戸時代から実際の勘定と帳簿と照らし合わせ、正しいかどうかを確かめるという意味で使われていた言葉です。
ただ、この「帳合」という呼び名は浸透しませんでした。
実は、官庁などでは、すでに「簿記」という言葉が使われていたのです。
例えば、こちら「警察官吏は常に其姓名を簿記し置くべし」では、「簿記」という言葉、"書き記す"という意味で使っていて、会計とは関係ありません。
前回の問題
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② Googleなどの検索エンジンで「クイズの文章」で検索する
*クイズ文の前後に見聞録と入れると見つかりやすくなるかもしれません
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