日本初の「くるみの化石」発見した人物は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
今日は5月3日、毎月3日は「くるみパンの日」です。
「くるみ」は、日本だと長野が産地として有名ですが、日本人は縄文時代から食用にしていました。
当時は、主食と言っていいほど食べられていたと考えられています。
福島県南相馬市の鷺内遺跡から見つかった化石は、くるみがたっぷり入った籠です。
そんなくるみの歴史の中で、日本で初めて「くるみの化石」を発見したのは、意外な人物でした。
それは誰かというのが、今日の問題です。
日本初の「くるみの化石」発見した人物は?
青 -新美南吉
赤 -宮沢賢治
緑 -給料半減
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ことば検定 答え
赤 -宮沢賢治
ことば検定 解説
きょうの解説
宮沢賢治が発見し、東北大学の研究者が採取保存した「くるみの化石」を見ると、私たちの知ってるくるみと少し形が違います。
実は、これはすでに絶滅した品種で、100万年以上前にあったものだそうです。
くるみの殻は非常に硬いので、残っていたようです。
発見された場所は、岩手県花巻市です。
彼が残した小説「銀河鉄道の夜」がこちらです。
ー「おや、変なものがあるよ。」
カムパネルラが、不思議さうに立ちどまって、
岩から黒い細長いさきの尖った
くるみの実のようなものをひろひました。
「くるみの実だよ。そら、たくさんある。…」
くるみを発見した時、賢治は岩手の農学校の先生で、生徒と一緒に水遊びを兼ねて古い地層が露出した川に行って、そこで「くるみの化石」を見つけたのです。
前回の問題
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