「男女マーク♂♀」記号の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
テレビ朝日が、より良い未来のためにを放送してきた「未来をここからプロジェクト」の一環として、今週はSDGsがテーマです。
今日はSDGsの5番目の目標「ジェンダー平等を実現しよう」
今年の大学入試で女子枠というのが話題になったのですが、例えば東京工業大学では1028人の募集人員のうち143人の女子枠が設けられました。
理工学分野は性別や国籍など、様々なバックグラウンドを持つ人がぶつかり合うことでイノベーションが生まれるそうです。
東工大の現在の女子の割合はおよそ16%で、これをもっと増やそうということで、いわばカンフル剤として女子枠の導入を決めたそうです。
共通テストの結果や、調査書・面接・課題などで合否を判断する選抜方式で、女子枠が設けられています。
一方、募集枠の9割ほどの学生を選抜する筆記試験だけのテストでは、男子も女子も合格基準点は変わらないです。
女子だから理系が不得意だというのは偏見ですから、こんなところからもジェンダーギャップは解消されるかもしれないです。
今日は「男女ワーク♂♀」を表す記号の由来は何かという問題です。
「男女マーク♂♀」記号の由来は?
青 -恋愛小説
赤 -占星術
緑 -地下迷宮キツめ
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ことば検定 答え
赤 -占星術
ことば検定 解説
きょうの解説
「男女マーク♂♀」は、もともと占星術の分野で使われていたのですが、それを18世紀に性別を意味するマークとして、最初に使った人物がカール・リンネという植物学者です。
初めて植物を体系的に分類した、分類学の父と言われています。
元々は火星♂と金星♀を表すマークだったのを、リンネは雄株・雌株を表す記号として使いました。
占星術では、火星♂をつかさどるのは「戦の神マルス」とされ、金星♀は「美の女神ヴィーナス」がつかさどるとされ、そこから連想したようです。
この♂♀の形は、ギリシャ語の文字を変形させたものという説や、このオス♂の方が盾と槍をかたどったもので、メス♀の方は手鏡を表したものという説もあるようです。
前回の問題
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