「株」辞書に載っている意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょう9月15日は、今から15年前の2008年にアメリカの大手証券会社が経営破綻した日です。
世界的な金融危機となったリーマンショックです。
倒産したのが、リーマンブラザーズという会社でした。
日経平均株価は破綻前に1万2000円ぐらいだったのですが、1ヶ月後には6000円台にまで落ち込みました。
これはバブルが崩壊した時よりも、ずっと低い水準でした。
株価は4年ぐらい低迷したのですが、その後上昇に転じ、今年5月についに3万円を超えました。
今日は「株」の意味で辞書に載っているのは次のうちどれかという問題です。
「株」辞書に載っている意味は?
青 -お金
赤 -身分
緑 -すずな
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ことば検定 答え
赤 -身分
ことば検定 解説
きょうの解説
「株」の辞書で一番最初に出てくる意味は、"切り株" の意味が最初に出てくるものが多いです。
日本史の授業で習う「株仲間」とは、江戸時代に同じ仕事をする商人や職人が結成した同業組合のことです。
彼らは、幕府や藩に営業を独占する権利を保証された集団でした。
その代わり、冥加金といういわゆる営業税を課されていました。
「株仲間」は、新規参入を基本的に認めていなかったので、特権的な地位を持った集団でした。
「株」はこうした職業上の特権を指す言葉から転じて、身分や資格も表すようになったのです。
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