「玄関」、本来の意味は? 【ことば検定スマート】
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「玄関」、本来の意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

 

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ことば検定 問題 

 

きょう3月8日は「町屋の日」です。
3月は英語で「March」+8「や」の語呂合わせで「町家の日」です。

町家は、平安時代から京都の町で見られ、仕事場兼住まいとして使った家です。
江戸時代初期の京都を描いた絵を見ると、町屋もたくさん描かれています。
通りに面した店で品物を売っている様子が描かれています。

 

京町屋は、通りに面した部分に店などの仕事場があり、その奥に台所や座敷などプライベートな部屋があります。
そして、表の通りから奥までを「通り庭」という細長い土間でつないています。

玄関は、比較的大きい町屋では仕事場の奥に坪庭があって、そこに玄関がありました。
今日は、今出てきた「玄関」の本来の意味は何かという問題です。

 

「玄関」、本来の意味は?

   -都の関所
   -悟りの入り口
   -ギターがびろ~ん

 

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ことば検定 答え

   -悟りの入り口

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「玄関」というと建物や家の出入り口という意味で使いますが、これは本来の意味から変化してできた使い方です。
まず「玄関」の "関"とは出入口のことです。
広辞苑には、"出入りを取り締まるところ"と載っています。

そして「玄」を使った言葉に「玄人」があります。
「玄人」とは、技や芸に熟達した人のことを指します。
この「玄」には、"奥深い"とか"非常に優れている"という意味があります。

「玄関」は元々仏教用語で、"玄妙な道に入る関門" 、つまり悟りへの入り口を意味する言葉でした。
そこから、寺の入り口のことを指すようになり、さらに住居の入り口に用いられるようになりました。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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