「電子レンジ」家庭に普及する前 使われた場所は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
今日も、「家電」がテーマです。
電子レンジで加熱することを「チンする」と言いますが、文化庁の調査では、「チンする」という言葉をなんと9割以上の人が使うと答えていきます。
ちなみに、広辞苑にも「チンする」は「電子レンジで加熱すること」と載っています。
初期の電子レンジは、調理が終わると「チーン」と鳴るものが多かったのです。
最近のものは鳴らないですよね。
ちなみに、早川電機、今のシャープが電子レンジを開発したときは、ある乗り物の音をヒントにこの音(チン)を決めたそうです。
それが、自転車のベルです。
今日は、そんな「電子レンジ」につい、て家庭より先に広まった場所はどこかという問題です。
「電子レンジ」家庭に普及する前 使われた場所は?
青 -急行電車
赤 -病院
緑 -よい子のフリ
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ことば検定 答え
青 -急行電車
ことば検定 解説
きょうの解説
「電子レンジ」はいつから
「電子レンジ」は、いつ頃からあったと思いますか?
それは、戦後にアメリカで開発されたそうです。
きっかけは偶然で、ある技術者がポケットにお菓子を入れたままレーダーの実験をしていました。
すると、実験の間にお菓子が温かくなったらしいのです。
なぜだろうということで、今度はポップコーンや卵など、いろいろなもので試したようです。
こうして、電子レンジの開発に繋がったといわれています。
急行電車のビュッフェに使われた「電子レンジ」
日本では、昭和34(1959)年に最初の「電子レンジ」が開発されました。
当時の物は、高さ170㎝で今の冷蔵庫ぐらいの大きさでした。
値段も、なんと125万円と超高級品でした。
ただ、火を使わずに料理を温めることができるので、急行電車のサービスに使われたのです。
急行電車のビュッフェに使われ、新幹線にも開業当初から導入されたのです。
当時の国鉄の職員は、「電子レンジ」と言うようになったのも、「我々が最初では」と話しています。
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