【SDGs】「もったいない」、「もったい」の本来の意味は? 【ことば検定】
スポンサーリンク

【SDGs】「もったいない」、「もったい」の本来の意味は?
ことば検定スマート 林修

テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

スポンサーリンク

「ことば検定スマート」

 

きょうから3日間は、テレビ朝日の「未来はここからプロジェクト SDGs」の一環で、「SDGs」をテーマにお話します。
「SDGs」とは「持続可能な開発目標」のことです。
国際社会共通の17の目標があります。
その17の目標の中で、12番の「つくる責任つかう責任」は、私たちの生活に密接ではないかと思います。
この目標に関しては、日本は4段階の最低評価から、一昨年ようやく一つだけ評価が上がった状態です。
しかし、いまだに「重要な課題が残っている」という評価です。
ただ、日本には素晴らしい言葉があります。
ノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが、地球資源に対するリスペクトを感じる言葉として世界共通語にしようと提唱した言葉「MOTTAINAI(もったいない)」。

そこで今日は、「もったいない」の「もったい」とは本来どういう意味かという問題です。

 

きょうの問題

【SDGs】「もったいない」、「もったい」の本来の意味は?

   -あるべき姿
   -満足すること
   -祝い魚は売り切れ

 

「ことば検定スマート」の解答を速報しています
お気に入りにしていただけると嬉しいです

 

スポンサーリンク

きょうの答え

   -あるべき姿

 

【本日の  のボケは?】

「もったいない」ではなく「もう鯛ない」というボケでした

 

スポンサーリンク

きょうの解説

【「もったいない」、「もったい」の本来の意味は?】

 

「もったいない」とは

「もったいない」を漢字で書けば、「勿体ない」です。

「勿」は、訓読みで「なか(れ)」と読みます。

 

この字が入った別の熟語に、「勿論(もちろん)」が思いつきます。

この「勿」が否定語で、「無」と同じような働きをするので、「勿論」と「無論」は意味的にもほぼ同じになります。

「もったい」あるべき姿のこと

そして、「勿体ない」のこの「体」の意味ですが、どうやら「正体」という意味らしいのです。
では「勿体」とは「正体」のないことかというと、そうではなくて「正体」は確かに存在するけれど、目には見えにくいものだから、それでこの「勿」という文字がついているという、ちょっとかなりややこしい話なのです。
もったいない(勿体ない)
▶重要な部分が生かされていない
▶ものの値打ちが生かされず惜しい
結局、「勿体」の意味というのは「あるべき姿」で、そしてそのものの「あるべき姿」から「重要な部分」という意味が生まれたようです。
「もったいない」はその否定ですから、重要な部分が生かされていない、ものの値打ちが生かされず惜しいなどという意味が広がったようです。

 

前回の出題

 

 

本日の出題

「お天気検定」
2022年3月、東京都内で新種の桜が確認された場所は?
「みんなのエンタメ検定」
坂口健太郎 最近刺激的に感じたスパイシーな出来事は? 

 

今月のプレゼントと応募方法

 

林修先生の「ことば検定スマート」

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事