「俳諧(はいかい)」本来の意味は? 【ことば検定スマート】
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「俳諧(はいかい)」本来の意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

 

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ことば検定 問題 

 

きょうは8月16日、今週の金曜日、8月19日は、「8(は)1(い)9(く)」の語呂合わせで、「俳句の日」です。

今では、英語でも「Haiku」で通じるくらい海外でも大人気らしいです。

 

ここで、有名な一句をご紹介します。

「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」(松尾芭蕉)
この句は、現在の山形県立石寺で詠まれた句だとされています。
解釈のポイントはいろいろあるのですが、蝉がものすごく大きな声で鳴いているのに、あえて「閑さや」というと、芭蕉はもはや静かな静寂の境地にいるという、それほどの集中だとか言われています。
ところで、俳句という名称が定着したのは、明治になってからです。
芭蕉の時代では「俳諧」と呼んでいました。
厳密には、「俳諧」の最初の発句(ほっく)と称していました。
今日は、「俳諧」の本来の意味は何かという問題です。

 

 

「俳諧(はいかい)」本来の意味は?

   -滑稽
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ことば検定 答え

   -滑稽

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「俳諧」は連歌の1ジャンル

複数の人で、1人が五七五を読んで、次の人が七七を、さらに五七五、また七七と詠み連ねていくものを、「連歌」といいます。
実は、「俳諧」は連歌の1ジャンルです、
「俳諧」 滑稽ユーモアを加えた連歌
では、どういうジャンルなのかわかりますか。
ヒントは、「諧謔(かいぎゃく)」という字を見たら答えがわかる人もいるかもしれません。
「諧謔(かいぎゃく)」とは、面白い、気の利いた言葉で「滑稽」や「ユーモア」という意味です。
実は、「諧」にも「謔」にも「戯れ」という意味があります。
宮廷で詠まれた雅な連歌の形式に、遊びや滑稽さを加えたのが「俳諧」です。
江戸時代には、町人たちにも広がって大流行しました。
しかし、その「俳諧」に飽き足らず、最初の五七五だけを際立てて、芸術の域にまで高めたのが松尾芭蕉です。

 

 

 

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