「関の山」の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
「山」がつく言葉について触れてみます。
「枯れ木も山の賑わい」
"つまらないものでも、ないよりはまし"という意味です。
「大山鳴動して、鼠一匹」
"前触れの騒ぎばかりが大きくて、実際の結果が極めて小さい"ことを表す言葉です。
"前触れの騒ぎばかりが大きくて、実際の結果が極めて小さい"ことを表す言葉です。
ということで、今日は「山」がつく言葉から「関の山」とは何に由来するかという問題です。
「関の山」の由来は?
青 -街道
赤 -祭りの飾り車
緑 -古代遺跡で武器発見
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ことば検定 答え
赤 -祭りの飾り車
ことば検定 解説
きょうの解説
「関の山」という言葉の意味は、"なし得る限度、精いっぱい"という意味です。
「関の山」の「関」とは、町の名前です。
三重県の鈴鹿山麓にあって、東海道の宿場町として栄えた関町のことです。
何の山なのかと言いますと、「山」に「車」という字をつけると、「山車(だし)」と読みます。
西の方では、「だし」のことを「やま」とも言います。
西の方では、「だし」のことを「やま」とも言います。
関町で、江戸の元禄年間から続くという伝統の祇園夏祭りでは、豪華絢爛の飾り車が4台、町内を練り歩くんだそうです。
そこで、「関の山車(やま)」以上に贅沢なものは作れないだろうということから、あるいは、「関の山車(やま)」が道をふさいで、これ以上通れないというところから、「関の山」という言葉ができたと言われています。
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