「DIY」の始まりは?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
今日は5月5日、「こどもの日」です。
今週は、ずっと旅の話をしてきましたが、休日はゆっくり家で過ごすのもいいですよね。
最近は、自分でモノ作りに取り組む人も増えてるようです。
専門業者に頼らないで、何かを自分で作ったり直したりすることを、アルファベット3文字で「DIY」と言います。
「Do It Yourself」、「やってみよう」という意味です。
「Do It Yourself」、「やってみよう」という意味です。
そんなわけで、今日はその「DIY」のそもそもの始まりは何かという問題です。
きょうの問題
「DIY」の始まりは?
青 -芝居小屋
赤 -町の再建
緑 -歌姫の祝福
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
赤 -町の再建
【本日の 緑 のボケは?】
「DIY」ではなく「ディーバ(歌姫)祝い」というボケでした
きょうの解説
【「DIY」の始まりは?】
日本での「DIY」とは
「DIY」は、昭和50年代に日本に入って来たといわれています。
実は、それまでも休日に大工仕事をすることを表す言葉はありました。
「日曜大工」という言葉です。
これは元々、休日に絵を書くアマチュア画家を指す「日曜画家」という言葉があって、そこから昭和30年代に使われるようになったとされています。
一方、「DIY」を週末や余暇のレジャーの一つと捉えて発展させたのがアメリカです。
今や日本にもたくさんありますが「DIYショップ」などが繁盛しました。
「DIY」の始まり
しかし、「DIY」の始まりは楽しみではなく、必要に迫られて自分でやらざるを得ないというものだったのです。
「DIY」の発祥は77年前、ロンドンです。
その頃の、世界の大事件といえば「戦争」です。
第二次世界大戦が1945年に終戦を迎えたロンドンは、ドイツ軍の激しい空襲で荒れ果てていました。
そこで廃墟に立った元軍人たちを中心に、何でも自分でやろう「Do It Yourself」を合言葉に、街の再建に取り組みました。
このときのスローガンが「DIY」の始まりだとされています。
このときのスローガンが「DIY」の始まりだとされています。
前回の出題
本日の出題
「お天気検定」 □ 日本初の屋内スキー場が造られた場所は? |
「みんなのエンタメ検定」 □ ゆりやんレトリィバァ 将来の夢は? |
今月のプレゼントと応募方法