年賀状、正しい「元旦」の使い方は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
今週は「年賀状のマナー」がテーマです。
年賀状には、賀詞とともに、縁起物のイラストを入れたり、受け取って楽しいものを書きたいものです。
そんな年賀状のなかで、書いておきたいのが日付です。そこで、今回は年号に続けて書く「元旦」の正しい書き方は次のどれかご存じですか?
そんな年賀状のなかで、書いておきたいのが日付です。そこで、今回は年号に続けて書く「元旦」の正しい書き方は次のどれかご存じですか?
きょうの問題
年賀状、正しい「元旦」の使い方は?
青 -一月一日元旦
赤 -「元旦」だけ
緑 -私のチョコに歯形が
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
赤 -「元旦」だけ
【本日の 緑 のボケは?】
「元旦」ではなく「噛んだん?」というボケでした
きょうの解説
【年賀状、正しい「元旦」の使い方は?】
年賀状で書くことの順番
本来年賀状では、書くことの順番が決まっています。
①賀詞・・・「謹賀新年」など ②旧年中のお礼 ③近況・・・しばらく会っていない人に対して ④先方の幸せを願う ⑤新年の付き合いを願う ⑥日付 |
「元旦」は「元日の朝」という意味
最後に日付を書きますが、今回のポイントは、元旦の「旦」の字が一体何を表しているかです。
「旦」の字は、地平線から太陽が姿を現すさまをかたどった字と言われています。
ですからこの字は、そもそも「朝」という意味を含んでいます。
「元旦」は、「元日の朝」という意味を持つ言葉です。
ですから、「一月一日元旦」だと、一月一日を2回重ねてることになってしまいます。
ですから、「一月一日元旦」だと、一月一日を2回重ねてることになってしまいます。
年賀状の日付は、「令和4年元旦」のように、「元旦」だけでいいんです。
前回の出題
本日の出題
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