リレーの「アンカー」名前の由来は?
ことば検定プラス 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定プラス」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定プラス」
今日は、2017年7月20日に出題された復習問題です。
いよいよ明日は、東京オリンピックの開会式。
注目選手の1人が、競泳の池江璃花子選手です。
日本選手権で、3年ぶりの優勝を飾り、代表に内定しました。
日本選手権で、3年ぶりの優勝を飾り、代表に内定しました。
池江選手は、400mリレーなどに出場する予定です。
一方、男子は・・・
リオ五輪では、男子800mリレーで、実に52年ぶりにメダルを獲得しました。
あのとき、アンカーだった松田選手は引退しましたが、新たなメンバーに期待がかかります。
そこで、今日のことば検定は、リレーの「アンカー」とは何に由来するかという問題です。
きょうの問題
リレーの「アンカー」名前の由来は?
青 -騎馬戦
赤 -綱引き
緑 -ゴルフ
「ことば検定プラス」の解答を速報しています |
きょうの答え
赤 -綱引き
【本日の 緑 のボケは?】
「アンカー」ではなく「バンカー」というボケでした
きょうの解説
【リレーの「アンカー」名前の由来は? 】
「アンカー」本来の意味は船の錨
「アンカー」は、英語の「アンカー」から来た外来語です。
その本来の意味は、船の錨(いかり)です。
ちなみにアメリカでは、ニュース番組の司会者、キャスターのことを「アンカー」というそうです。
番組の中心となってニュースを掘り下げ、かつわかりやすく視聴者に伝える役割から、そう呼ばれるようになったとされています。
番組の中心となってニュースを掘り下げ、かつわかりやすく視聴者に伝える役割から、そう呼ばれるようになったとされています。
「アンカー」綱引きで使われ始めた
「アンカー」とは、重要な役割の人のことなんですね。
とはいえ、競泳のリレーで最後のキーマンが錨(いかり)だと、なんだか沈んでしまいそうで少し変ですよね。
実はこの言葉は、もともとは最後の人が重いことが重要な競技で使われ始めたのです。
実はこの言葉は、もともとは最後の人が重いことが重要な競技で使われ始めたのです。
ということで、正解は「綱引き」です。
実は綱引きは、20世紀の初めは大変人気のあるオリンピック種目でした。
綱引きでは、相手に引かれないように、一番後ろに重くて力の強い人を置き「アンカー」と呼んだことから、1930年代には、水泳や陸上でも使われるようになったということです。
前回の出題
本日の出題
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