日本に「硬水」が少ない理由は?
ことば検定プラス -林修-
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林修先生の「ことば検定プラス」
6月2日は、2003(平成15)年にフランスのエビアンでG8首脳会議が行われた日です。
この年の3月のイラク戦争勃発後、初めてG8首脳が一堂に会すとあって注目される中、中東和平などを中心に話し合われ、大量破壊兵器の不拡散などの宣言が採択されました。
一方、会場となったエビアンといえば、やはり「evian」この水が有名ですよね。
「evian」の水は、日本にはあまりない硬水です。
「evian」の水は、日本にはあまりない硬水です。
今日の問題
日本に「硬水」が少ない理由は?
【選択枝】
■ 川が短い
■ 山が低い
■ ブラックタイガーって虎?
「ことば検定プラス」本日の解答
■ 川が短い
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【今日の■のボケは?】
「エビアン」ではなく、「エビやん」だそうです。
林修先生の解説
【日本に「硬水」が少ない理由は?】
硬水と軟水とは何が違うか
そもそも、硬水と軟水では何が違うかご存知ですか。
水には、カルシウムとマグネシウムが含まれていますが、それらが多く含まれているのが硬水。
少ないのは軟水です。
一般に硬水はしっかりとした風味が味わえて、軟水は、まろやかな口当たりが特徴だとされます。
少ないのは軟水です。
一般に硬水はしっかりとした風味が味わえて、軟水は、まろやかな口当たりが特徴だとされます。
日本に軟水が多いというのは、日本の水には含まれているカルシウムなどが少ないということです。
雨などが地下にしみ込み、川として流れていく際に、岩や土に含まれるカルシウムなどが少しずつ溶け出していくんですね。
川が長いほど硬水になりやすい
当然、岩や土と接する時間が長いほどそれらが多く含まれます。
となれば、流れがゆっくりで川が長いほど硬水になりやすいんです。
ですから、日本に硬水が少ない理由の一つは「川が短い」です。
ただし、地質も影響します。
沖縄本島の中南部は、石灰岩の地質などでカルシウムが溶け出しやすく、硬水なんだそうです。
「ことば検定プラス」前回の内容
本日の出題
「お天気検定」
□ 農水省によると、24時間で最も成長した竹は何㎝伸びた?
「みんなのエンタメ検定」
□