「広辞苑」第7版で、掲載を見送られた言葉は? 【ことば検定プラス】
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「広辞苑」第7版で、掲載を見送られた言葉は?
ことば検定プラス -林修-

 

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林修先生の「ことば検定プラス」

今日5月25日は、毎年恒例となった「広辞苑記念日」です。
昭和30年に、広辞苑の初版が発行されたんですね。
広辞苑の最新版は第七版です。
発行されたのは平成30年1月、3年前ですね。
その10年前に出た第六版と比べると、およそ1万項目、140ページも増えたようですが、薄い紙の開発によって、なんと厚さは変わらないそうですよ。
そこで今回はこの中で、広辞苑第七版への掲載を見送られた言葉はどれか?という問題です。
今日の問題

「広辞苑」第7版で、掲載を見送られた言葉は?

 

【選択枝】
 ほぼほぼ
 がっつり
 おいしい味噌は・・・?

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本日の解答

 ほぼほぼ

 

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【今日ののボケは?】
「こうじえん」ではなく、「麹ぇぇん(こうじぇぇん)」だそうです。

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林修先生の解説

【「広辞苑」第7版で、掲載を見送られた言葉は?】

「ほぼほぼ」三省堂「今年の新語」で大賞

皆さんは、「ほぼほぼ」や「がっつり」を使いますか?


文化庁の調査では、「ほぼほぼ」は4年前(平成29年度)に3割弱。
「がっつり」は10年前(平成23年度)に、およそ2割が使うと答えています。
そして、どちらも若い世代の半数以上が使うと答えている言葉です。

 

私(林修先生)個人は、「がっつり」はまだ時々使いますけど、「ほぼほぼ」はほぼほぼ使わないですね。
そして、「ほぼほぼ」は"ほぼ"を重ねて強めた言葉で、5年前(平成28年)に、三省堂の「辞書を編む人が選ぶ今年の新語」で大賞に選ばれています。

10年前から使われていた「がっつり」

一方、「がっつり」は方言に由来するという説がありますが、はっきりしません。

しかし、文化庁の調査からもわかるように、10年前には既に"がっつり食べる"などと使われていたようです。
そして、5年前の新語と、10年前から使われていたというこの年月の差が、広辞苑に載るかどうかの明暗を分けました。
載っていないのは「ほぼほぼ」です。
実は、「がっつり」は前回掲載を検討されて、見送られた言葉なんだそうです。
ですから、「ほぼほぼ」もこのまま廃れなければ、次の改訂で載るかもしれないですね。

 

前回の「ことば検定プラス」

 

 

 

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