古来「紫」が高貴な色とされてきた理由は? 【ことば検定プラス】
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古来「紫」が高貴な色とされてきた理由は?
ことば検定プラス -林修-

 

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林修先生の「ことば検定プラス」

今日は5月24日、札幌では恒例のライラックまつりの時期です。

今年はオンライン開催となった"さっぽろライラックまつり"は、昭和34年から60年以上続く伝統の祭りです。
大通り公園には、およそ400本のライラックが花を咲かせています。

 

紫の花が、美しいですよね。
紫は、聖徳太子が冠位十二階(603年)の最も高い位に用いるなど、古くから高貴な色とされてきました。
実は、ヨーロッパでも同じように高貴な色とされてきたんです。
そこで今回は、その理由は何かという問題です。
今日の問題

古来「紫」が高貴な色とされてきた理由は?

 

【選択枝】
 紫水晶に希少価値
 染料が貴重だった
 増税よりも

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本日の解答

 染料が貴重だった

 

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【今日ののボケは?】
「むらさき」ではなく、「むださき(無駄先)」だそうです。

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林修先生の解説

【「紫」高貴な色とされた理由は? 】

紫は古くから愛されてきた色


紫は、大変古くから愛されてきた色です。
神話のヘラクレスは、妻に紫に染めたマントを贈ったとされているんです。
そして、なんと紀元前15世紀頃、まだ青銅器が中心だった時代に、地中海の海洋都市国家フェニキアには、巻貝の分泌液を使って赤紫に染める技術があったことがわかっています。
一方、日本では聖徳太子の時代に、"むらさき"という草を使った染色の技術が既にあったようです。
この草の根を乾燥させたものを、紫根(しこん)と言って、生薬とされるほか、その煮汁を紫の染料に使っていたんです。

紫の染料がとても希少なものだった

ところが、貝から取れる紫の色素は極めて少なく、一方、"むらさき"という草は繁殖力が弱くて希少な上、紫根(しこん)を使った染色にはずいぶん手間がかかったようです。

そこで、苦労して染めた紫には、洋の東西を問わず大変な価値があったんですね。
ということで、正解は「染料が貴重だったから」です。
かつて、ヨーロッパでは帝王紫と呼ばれ、ローマ帝国の皇帝など、ごく限られた特権階級しか紫の服をまとうことは許されなかったほどなんです。

前回の「ことば検定プラス」

 

 

 

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