「過ぎたるは猶及ばざるが如し」どういう意味?
「ことば検定プラス」 -林修-
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林修先生の「ことば検定プラス」
今回は2017年4月18日に出題された復習問題です。
4月18日は儒教の祖・孔子の命日とされる日の一つです。
というのも、孔子が生まれたのは今から2500年以上前ですから、わからないことも多くて、命日も諸説あるんです。
それでも孔子を祀った佐賀県佐久市の多久聖廟(たくせいびょう)では、毎年4月18日に、甘酒や野菜などを供える釈菜(せきさい)という儀式が行われています。
というのも、孔子が生まれたのは今から2500年以上前ですから、わからないことも多くて、命日も諸説あるんです。
それでも孔子を祀った佐賀県佐久市の多久聖廟(たくせいびょう)では、毎年4月18日に、甘酒や野菜などを供える釈菜(せきさい)という儀式が行われています。
釈菜(せきさい)
毎年4月18日 孔子を偲び
甘酒や野菜などを供える儀式
甘酒や野菜などを供える儀式
孔子といえば「論語」が有名ですが、その「論語」にある孔子の言葉から、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」とはどういう意味かという問題です。
ことば検定プラス 今日の問題
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」どういう意味?
【選択枝】
■ 過去を悔やんでも
■ 何事もほどほど肝心
■ 奥の葉がシクシク
【ことば検定プラス】本日の解答
■ 何事もほどほど肝心
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【今日の■のボケは?】
「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」ではなく、
「しみたのは そお 奥歯の方が少し」だそうです。
【ことば検定プラス】林修先生の解説
【「過ぎたるは猶及ばざるが如し」意味? 】
孔子と彼の弟子の子貢との問答に登場
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」は、孔子と彼の弟子の中でも特に優秀な孔門十哲(こうもんじってつ)の1人、子貢との問答に登場します。
あるとき子貢が、他の二人の弟子の名前をあげて、孔子にどちらが優秀かを尋ねました。
すると孔子は、「師は過ぎたり、商は及ばず」、つまり、"師という弟子は行き過ぎで商は力不足だ"というのです。
すると孔子は、「師は過ぎたり、商は及ばず」、つまり、"師という弟子は行き過ぎで商は力不足だ"というのです。
度を過ぎたものは力の及ばない者と同じだ
そこで子貢が、「それでは師の方が優秀なのか」と聞いたところ、その答えが「子曰く、過ぎたるはなお及ばざるがごとし」だったんですね。つまり、"度を過ぎたものは、力の及ばない者と同じだ"と言うのです。
ということで正解は、「何事もほどほどが肝心」です
ということで正解は、「何事もほどほどが肝心」です
孔子は、中庸の大切さを説きました。
何事にも偏ることなく、バランスよく考え行動することといった感じでしょうか。
何事にも偏ることなく、バランスよく考え行動することといった感じでしょうか。
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
「お天気検定」
□ モミジの種の特徴は?
「みんなのエンタメ検定」
□ 「マカロニえんぴつ」歌唱中に起きたハプニングとは?