犬が由来に関係する言葉は?
「ことば検定プラス」 -林修-
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林修先生の「ことば検定プラス」
今日は、2017年2月23日に出題された復習問題です。
2月23日は、1646年に5代将軍徳川綱吉が生まれた日です。
綱吉と言えば、"生類憐みの令"が有名です。
人よりも犬を大切にした悪法としても知られています。
ところが、近年の研究によると、この法令の目的は、当時頻繁に行われていた、捨て子や姥捨てなどの悪習の改善にあり、戦国時代の気風が残る世相を、命を大切にする世の中へと変えるものだったとされているのです。
江戸などでは、野犬や捨て犬が多かったため、犬に関する法令も多くなったということです。
ことば検定プラス 今日の問題
犬が由来に関係する言葉は?
【選択枝】
■ けしかける
■ 共鳴する
■ 英語で「ひどい」
【ことば検定プラス】本日の解答
■ けしかける
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【今日の■のボケは?】
犬が由来に関係する言葉ではなく、英語で「ひどい」は"awful(おうふる)"
そして、犬は「尾を振る」だそうです。
【ことば検定プラス】林修先生の解説
【犬が由来に関係する言葉は「けしかける」】
「共鳴する」は物理学の用語
「共鳴する」は、もともと物理学の用語で、一方が振動すると、もう一方も同じように振動する現象のことです。
そこから転じて、他人の思想や意見に共感することを表すようになりました。
「鳴く」という字が入ってはいますが、犬は関係ありません。
「けしかける」マタギが使っていた言葉
「けしかける」は、室町時代頃から見られ、マタギが使っていた言葉に由来するとされています。
「けし」と「かける」に分けることが出来て、 「けし」とは、狩りで猟犬に何かを命令する時によく使われた言葉です。
「けし」と「かける」に分けることが出来て、 「けし」とは、狩りで猟犬に何かを命令する時によく使われた言葉です。
マタギは、狩りで猟犬に獲物を追わせるとき、「けし!けし!」と声をかけて、勢いづかせたんだそうです。
このことから、"犬に声をかけ、相手に向かわせること"を「けしかける」というようになりました。
その後、江戸時代になってから、「そそのかして、自分の思う通りに行動させる」といったように人に対して"先導する"、"おだてる"といった意味で、「けしかける」を使うようになったとされています。
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
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