「たばこ」に由来する言葉は?
ことば検定プラス -林修-
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林修先生 ことば検定プラス
きょう1月13日は、ピース記念日とされている日です。
たばこの「ピース」が昭和21年1月13日に初めて店頭に並んだのです。
大人気だったようです。
フィルターなしの両切りたばこでしたが、後に発売されたフィルター付きがロングピースと呼び、両切りタイプはショートピースと呼ばれました。
16世紀に日本に入ったたばこは、江戸時代には庶民にも広く親しまれました。
ことば検定プラス 今日の問題
「たばこ」に由来する言葉は?
【選択枝】
■ 煙を立てる
■ やに下がる
■ 口から火を吹く
本日のことば検定プラスの解答
■ やに下がる
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【今日の■のボケは?】
「たばこ」ではなく、「タバスコ」だそうです。
本日の林修先生の解説
【「たばこ」に由来する言葉は?】
「たばこ」はポルトガル語由来の外来語
「たばこ」はポルトガル語(tabaco)に由来する外来語で、ポルトガルでは当初、"薬草"だと考えられていたようです。
しかし現在は、特にその煙が体に害だと広く知られていますよね。
ただし、"煙を立てる"の煙は、「たばこ」とは関係ないんです。
これは、炊事のためにかまどから立つ煙のことです。
"かまどに煙を立てる"。すなわち、"生計を立てる"という意味の言葉です。
「たばこ」を粋に吸う姿から派生した
一方「たばこ」について、江戸時代には、煙管(きせる)の雁首を上げて咥えるのが粋だという考えがあったようです。
雁首をあげると、「たばこ」のやにが口元に下がってきて困るはずですが、格好つけてあえてやったようです。
そこで、きどった態度や得意げな様子を、さらに、得意げだと顔がにやけますから、ニヤニヤすることも"やに下がる"と言うようになりました。
それから、「たばこ」を吸うことを"一服"というのは、日本に入った当初、薬の一種だと思われていた名残だとされています。
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
「お天気検定」
□ 東京都心で最後に真冬日になったのはいつ?
「ニュース検定」
□ 日本政府採用基盤システムはどこの子会社?