「物色」の由来は? 【ことば検定プラス】
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「物色」の由来は?
「グッド!モーニング」 ことば検定プラス -林修-

 

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林修先生 ことば検定プラス

 

ことば検定プラス 今日の問題

「物色」の由来は?

【選択枝】
 牛の毛の色
 絹織物
 よくやった!

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本日の解答は

 牛の毛の色

 

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【今日ののボケは?】
「物色」ではなく、「good job(グッジョブ)」だそうです。

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本日の林修先生の解説

【「物色」の由来は?】

「物色」は万葉集にも登場する古い言葉

「物色」は、一般に"店内を物色する"のように、"多くの人や物の中から適当なものを探し出す"という意味で使います。

しかし、本来は文字通りの、"物の色や景色"といった意味もあって、万葉集にも登場する古い言葉です。
出典は、中国の儒教の経典「五経」の1つ「礼記」です。

-「礼記」(紀元前)-

視全具 案芻豢
肥瘠 察物色全具を視(み)て 芻豢(すうかん)を案(かんが)え
肥瘠を瞻(み)て 物色
を察す

 

「物色」とは"牛の毛の色"

これは古代中国の祭礼での、あの物のチェックについての一文です。

体格がそろっているかを見て 草と穀物の食べ方を検討し
肥えているか痩せているかを調べ 毛色を見る

という意味ですが、これは"祭礼で生贄にされる牛のチェック"のことです。
「物色」とは、もともと"牛の毛の色"だったのです。

古代中国の祭礼では、祭礼の種類によって、赤牛と黒牛のどちらを使うかが決まっていたようです。

 

前回の「ことば検定プラス」

 

 

 

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