「ハンコ」ことばの由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょう9月19日は「苗字の日」です。
日付の由来は、明治3年9月19日 平民苗字許可令という平民に苗字を公に名乗ることが許可された日です。
名字を名乗っていいとされていたのは、江戸時代は武士だけでした。
四民平等になった明治時代に、平民にも名字が許可されました。
これを機に、日本人に名字が増えました。
明治時代の初めに名字が認められ、需要が一気に高まったのが「ハンコ」です。
今日は「ハンコ」という言葉の由来は何かという問題です。
「ハンコ」ことばの由来は?
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ことば検定 答え
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ことば検定 解説
きょうの解説
「ハンコ」のことを、今では「印鑑」と呼ぶようになりました。
「印鑑」の「鑑」の字は"見分ける"という意味で、「印鑑」という言葉は江戸時代に由来があります。
関所で書類を押してある「ハンコ」が正しいかどうか見分けるために使う見本を「印鑑」と呼んでいました。
関所を通る時には、事前の許可を得た「ハンコ」を押した手形が必要だったのです。
その「ハンコ」が正しいかどうか、発行者の印影の見本と見比べていたのです。
一方「ハンコ」という言葉の由来はもっと古くて、もともとは「版行」と書いて「はんこう」と読んでいました。
「はんこう」は最初 別の意味があって、それには版木が使われました。
版木とは、木版印刷で文字や絵を彫る板のことです。
板を使って印刷し発行したものが「版行」で、その後「ハンコ」そのものを指す言葉になりました。
前回の問題
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