「怪談に由来」する言葉は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょう6月27日は、1850年にラフカディオハーンが生まれた日です。
日本名は「小泉八雲」で「耳なし芳一」や、彼が他に書いた作品で有名なのは「雪女」「ろくろ首」などいろいろあります。
実は、これらは日本に古くから伝わる話ですが、それをもとに、独自の解釈を加えた怪談を英語で出版したのが小泉八雲です。
そして、その元となる怪談話は日本人の奥さんが集めて、八雲はそれを聞いて書いたんだそうです。
そして、八雲がまとめたもの以外にも、日本には様々な怪談があります。
そこで「怪談に由来」する言葉はどれかという問題です。
そこで「怪談に由来」する言葉はどれかという問題です。
「怪談に由来」する言葉は?
青 -置いてきぼり
赤 -おっかない
緑 -風呂のないホール
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ことば検定 答え
青 -置いてきぼり
ことば検定 解説
きょうの解説
きょうは、言葉の由来となった怪談をご紹介します。
「置いてきぼり」
ある日のこと…。
2人の町人がお堀で釣りをしていた。
その日は、思いのほかたくさん釣れて、2人は大喜び。
2人の町人がお堀で釣りをしていた。
その日は、思いのほかたくさん釣れて、2人は大喜び。
辺りも暗くなってきたので、そろそろ帰ろうとしたその時。
堀の中から「置いてけ~。置いてけ~」という声がしたのだ。
驚いた2人は「ワーッ」と逃げ帰り、家で見てみると、釣れたはずの魚は1匹もいなかった。
場所や内容にはいくつかの説がありますが、東京墨田区の錦糸堀公園には、河童の銅像が建てられ、河童の仕業だとされています。
ということで、「置いてきぼり」が正解です。
ちなみに「おっかない」の語源は、"身の程知らず"や"おそれ多い"の意味の「おほけなく」だとする説が有力で、由来に怪談は関係ないようです。
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