「クルーズ」の由来は? 【ことば検定スマート】
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「クルーズ」の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

 

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ことば検定 問題 

 

きのう7月18日は「海の日」でした。
みなさんは船で旅をする「クルーズ」の経験はありますか?
本格的な「クルーズ」が生まれたのは、19世紀のアメリカだとされています。
例えば、1867年日本が幕末の頃に、ニューヨークを出て、ヨーロッパなどを巡るおよそ5ヶ月間の「クルーズ」がもう既にあったようです。
その船には、まだ新聞記者だった頃のマークトウェインが乗っていたのですよ、
マークトウェインは、「トム・ソーヤの冒険」とか「ハックルベリー・フィンの冒険」の著者として知られています。
そして、新聞に連載された彼の紀行文は、後に「地中海遊覧記」として出版されて、大変評判が良かったようです。
そんなわけで、今日は「クルーズ」とは、何に由来する言葉かという問題です。

 



 

「クルーズ」の由来は?

   -閉める
   -十字架
   -それじゃあ計算が…

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ことば検定 答え

   -十字架

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「クルーズ」とは

英語の「cruise(クルーズ)」が、「レジャー目的の船旅」を表すようになったのは、船旅が一般化した19世紀以降のこととみられています。
ただし、それ以前から "大きな海を横切る"という意味で「クルーズ」は使われていました。
その元となったのは16世紀頃のオランダ語「kruisen(クルイセン)」
これは、海をジグザグ航行することを表した言葉のようです。

オランダの海賊たちが使った「kruisen(クルイセン)」
16世紀頃に、海を縦横無尽に航海していた人たちといえば、海賊です。

海賊が獲物を求めて、海の上を縦横無尽に駆け巡ることを「クルイセン」と言ったようです。
そして、さらに語源をたどると、このラテン語の「crux(クルクス)」に行き着きます。
この言葉の意味が今日の正解ですが、海の上を縦や横に動くイメージと重なるのは「十字架」です。
英語で「十字架」を「cross(クロス)と」言いますが、これももちろん「クルクス」が語源です。
「クロス」は、その後 日本語でも使う "交差"の意味でも使われるようになりました。
「クルーズ」と「クロス」は語源が同じなのです。

 

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