「とんかつにキャベツ」誕生のきっかけは?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
今週は、肉がテーマです。
肉料理の一つ「カツ丼」。
卵でとじるのは、大正初めの東京・早稲田が最初だというような説もあって、実際のところはっきりはしていません。
「とんかつ」、林修先生には池袋でずっと通ってるお店があったようですが、ご主人が突然「もう自信を持って出せる豚が手に入らなくなった」って言って廃業して以来、ずっと美味しいとんかつないかとさまよっているそうです。
そんな「とんかつ」には、キャベツがつきものです。
そこで、「とんかつ」にキャベヅがつくようになったきっかけは何でしょう?
そこで、「とんかつ」にキャベヅがつくようになったきっかけは何でしょう?
きょうの問題
「とんかつにキャベツ」誕生のきっかけは?
青 -コックの徴兵
赤 -農家の客
緑 -お見合いに高級外車
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
青 -コックの徴兵
【本日の 緑 のボケは?】
「とんかつにキャベツ」ではなく「婚活にキャー、ベンツ」というボケでした
きょうの解説
【「とんかつにキャベツ」誕生のきっかけは?】
「かつ」の由来は
そもそも「かつ」は、何に由来するか?
「かつ」は「カツレツ」の略です。
スライスした仔牛肉などに、小麦粉 溶き卵 パン粉をつけて、たっぷりのバターで焼いたフランス料理「コートレット」が訛ったのがカツレツだと言われています。
そして、「とんかつ」の原型は、創業明治28年の老舗洋食店「煉瓦亭」(東京・銀座)にあるとされています。
この店で、明治32年に生み出された「ポークカツレツ」が原型だと言われています。
日露戦争でコックが徴兵された
当初「ポークカツレツ」には、茹でキャベツや煮込んだニンジンなどが添えられていたのです。
ところが、明治37~38年にかけて起きた、あることで状況が変わったんだそうです。
そのあることとは、日露戦争です。
日露戦争のときに、つけ合わせ担当のコックさんを戦争に取られてしまった。
日露戦争のときに、つけ合わせ担当のコックさんを戦争に取られてしまった。
そして人手が足りないことから考えたのが、茹でる手間を省いて、生のキャベツを切って添えることだったんだそうです。
するとお客さんから、「口がさっぱりするね」と意外に評判が良かって、キャベツを添えることが定番になりました。
ということで正解は、「コックの徴兵」でした。
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