「こじつけ」の由来は?
「ことば検定プラス」 -林修-
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林修先生の「ことば検定プラス」
3月2日は、太平洋戦争真っただ中の昭和18(1943)年、野球用語を全面的に日本語化された日です。
ストライクを「よし」、ボールは「だめ」、三振は「よし3本それまで」だったそうです。
記録をつける際も、こんな風に全て日本語となりました。
ストライク「正球」、ボール「悪球」 ファール「圏外」、ヒット「正打」 セーフ「安全」、アウト「無為」 |
セーフの「安全」はともかく、アウトの「無為」は、"何もしないでいるさま"ですが、ややこじつけた感が否めません。
そこで、今回は今出てきた「こじつけ」とは何に由来する言葉かという問題です。
ことば検定プラス 今日の問題
「こじつけ」の由来は?
【選択枝】
■ 意地を張った頑固な態度
■ 昔のできごと
■ 間違いだらけの作文
【ことば検定プラス】本日の解答
■ 昔のできごと
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【今日の■のボケは?】
「こじつけ」ではなく、「誤字すげー」だそうです。
【ことば検定プラス】林修先生の解説
【「こじつけ」の由来は?】
「馬鹿」の由来とは
今日は、まず「馬鹿」という言葉の由来を取り上げます。
秦の始皇帝亡き後あと、権力を握った趙高は、自らの権勢を確かめようと、二世皇帝に「これは馬です」と、わざと鹿を献上しました。
しかし、皆、趙高を恐れ、誰も間違いを正さなかったのです。
しかし、皆、趙高を恐れ、誰も間違いを正さなかったのです。
これが「馬鹿」という言葉の由来というのは、俗説なんです。
実は、この字は当て字で、「馬鹿」の由来は、サンスクリット語だとする説が有力なんです。
趙高の話自体は、歴史書に載っていますが、「馬鹿」という言葉とは関係ないようです。
「こじつけ」の本来の使い方
このように、"本当は関係のない昔の出来事を無理矢理関連付けること"、これが「こじつけ」の典型で、本来の使い方なんです。
となれば正解は、「昔のできごと」です。
となれば正解は、「昔のできごと」です。
「こじつける」は、遅くとも江戸時代には使われていたようで、"古事付(こじつける)"や"故事付(こじつつける)"などが語源だと考えら
「こじつける」の語源
古事付(こじつける)
故事付(こじつつける)・・・など
故事付(こじつつける)・・・など
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
「お天気検定」
□ 自然薯の中で最も粘りが強くなる部分は?
「ニュース検定」
□ 石巻市雄勝町の名産品は?