「寒天」、名前の由来は?
「ことば検定プラス」 -林修-
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林修先生の「ことば検定プラス」
2月16日は「寒天の日」です。
ゼリーやあんみつなど、デザートに欠かせない寒天は、糖質が含まれず、カロリーも低い人気の食品です。
(林修先生)個人的には、水羊羹です。
この番組でも何度もご紹介している通り、名古屋の水羊羹、特に「川口屋」さん「むらさきや」さん。
もう全然他のものとはレベルが違いますから、あれが楽しみで夏を待っているようなものです。
テングサなどの海藻類が原料の「寒天」は、日本発祥の食品なんだそうです。
そこで今回は、「寒天」とは何に由来する名前か?という問題です。
ことば検定プラス 今日の問題
「寒天」、名前の由来は?
【選択枝】
■ 寒空に放置
■ テングサで作る
■ カンニングペーパーが読めない
【ことば検定プラス】本日の解答
■ 寒空に放置
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【今日の■のボケは?】
「寒天(かんてん)」ではなく、「カンペん?」だそうです。
【ことば検定プラス】林修先生の解説
【「寒天」、名前の由来は?】
「寒天」は偶然できた食品
寒天は、江戸時代の前半、17世紀に偶然できた食品だと言われています。
ある冬の日、京都・伏見の旅籠では、参勤交代の大名を、ところてん料理でもてなしました。
その夜、主人は余ったところてんを外に出して、そのまま放置したのです。
その夜、主人は余ったところてんを外に出して、そのまま放置したのです。
外に出されたところてんは、夜に凍り、昼に溶けを繰り返すうち、乾物になったそうです。
そこで、主人が興味本位でこれを戻して固めると、なんと、ところてんより海藻の匂いがしない透明なものができたんです。
これが、寒天の原型です。
「寒天」とは漢語で"寒空"を意味する
その後、中国・明から来日していた偉い僧侶がこの話を聞き、漢語で"寒空"を意味する「寒天」と名付けたとされています。
ということで、正解は"寒空に放置"です。
そして、その僧侶が、中国・明の僧侶・隠元禅師です。
日本にいんげん豆をもたらし、その名前の由来となった人物です。
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
「お天気検定」
□ 全国の県庁所在地で干物の消費量が最も少ないのは?
「ニュース検定」
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