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テスラが海外で最初につくった工場はどこ?
ニュース検定 -池上彰-
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池上彰 ニュース検定
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"進化する"産業界⑤【量産車で躍進】
テスラ経営危機の原因「モデル3」発表
自動車メーカーで、現在時価総額世界1位のテスラは、2年前までは経営が危機的な状況でした。
資金繰りが悪化していると伝えられ、最高経営責任者のイーロン・マスク氏も精神的に不安定になっているという報道までありました。
資金繰りが悪化していると伝えられ、最高経営責任者のイーロン・マスク氏も精神的に不安定になっているという報道までありました。
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大変な状況だった原因となったのが、「モデル3」の発表でした。
これまでテスラは、1000万円前後の高級車ばかりを出してきましたが、「モデル3」は発表当時、日本円でおよそ390万円と、比較的手頃な価格設定が特徴でした。
1回の充電で400キロほど走れるとし、実用性も十分です。
テスラはこの車を大量生産し、電気自動車市場で一気にシェアを獲得しようとしたのです。
1回の充電で400キロほど走れるとし、実用性も十分です。
テスラはこの車を大量生産し、電気自動車市場で一気にシェアを獲得しようとしたのです。
しかしこの「モデル3」は、当初予定通りに大量生産できませんでした。
マスク氏が、"組立の完全自動化"にこだわりすぎたため、うまくいかなかったのです。このため、資金繰りに不安が出ていました。
マスク氏が、"組立の完全自動化"にこだわりすぎたため、うまくいかなかったのです。このため、資金繰りに不安が出ていました。
そこでマスク氏は、こだわっていた自動化を、一時的に断念したのです。
テスラの海外初の工場を中国上海に建設
人の手を活用することで、量産体制を整えたことで、販売が急ピッチで拡大しました。
そして、量産体制を整えたテスラが狙いを定めたのが、世界最大の電気自動車市場の中国でした。
海外で初めてとなる工場を、上海に建設したのです。
これで、テスラの生産能力が、さらに上がりました。
これで、テスラの生産能力が、さらに上がりました。
この工場は、着工からわずか10ヶ月ほどで稼働させました。
中国国内で作れば、関税もかからず、割安で販売も出来ます。
中国国内で作れば、関税もかからず、割安で販売も出来ます。
これによってテスラは、中国でもさらに売り上げを伸ばしています。
一時、経営危機とまで言われたテスラは、着々と躍進の土台を築いているのです。
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