「銭ゲバ」ことばの由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
*解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。
ことば検定 問題
きょう12月19日は、小説「クリスマス・キャロル」が出版された日です。
イギリスの話で、1843年に出版されてベストセラーになりました。
「クリスマス・キャロル」という題名のイメージとは違って、主人公はケチで人に冷たく嫌われ者の老人です。
クリスマスは大嫌いだと公言している老人のもとに、イブの夜 死んだはずの同僚が恐ろしい幽霊となって現れます。
幽霊は「俺のように後悔したくなければ心を改めろ」と警告します。
恐ろしい幽霊は、さらに3人現れ、過去・現在・未来の老人の姿を見せていきます。
それは寂しく惨めなもので、老人はすっかり改心します。
クリスマス当日は困っている人を助けたり、クリスマスパーティーに参加したり、すっかり人が変わったようになったのです。
この作品のヒットで寄付をする人が増えるなど、クリスマス事情が変わったとまで言われています。
そして、この作品の主人公の老人のように、ケチでお金のためなら手段を選ばない守銭奴を「銭ゲバ」と呼びますが、その由来は何かという問題です。
「銭ゲバ」ことばの由来は?
青 -漫画
赤 -演説
緑 -タックスヘイブン
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ことば検定 答え
青 -漫画 と予想されます
<今日の緑のボケ>
「ぜにげば」ではなく「税 逃げ場」
ことば検定 解説
きょうの解説
昭和時代に盛んだった学生運動の写真に写っている学生が持っている棒を「ゲバルト棒」、略して「ゲバ棒」といいます。
「ゲバルト」とは"暴力"を意味するドイツ語で、主に学生運動で国家権力に対する武力闘争を意味します。
これが「銭ゲバ」の「ゲバ」の由来です。
「銭ゲバ」という言葉は、日本で学生運動が盛んだった1970年代に生まれました。
それは、ジョージ秋山さんが描いた「銭ゲバ」という漫画で広まりました。
家が貧乏で病気の母をお医者に見せることもできず、亡くしてしまった。
そんな少年がお金のためには何でもする大人へと成長します。
お金の価値を考えさせられる作品とも言われています。
前回の問題
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