「白い目で見る」の由来は? 【ことば検定スマート】
スポンサーリンク

「白い目で見る」の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。

 

スポンサーリンク

ことば検定 問題 

 

今日6月17日は、1972年ウォーターゲート事件が発覚した日です。
アメリカ大統領選挙の最中に、現職のニクソン大統領を再選させるため、共和党の関係者が民主党本部の電話を盗聴しようとした事件でした。

なぜウォーターゲート事件と呼ばれているかというと、民主党本部があったビルの名前がウォーターゲートだったのです。
その後、再選を果たしたニクソン大統領ですが、事件の隠蔽工作を図ったことが明らかになり、現職の大統領としてアメリカ史上初めて辞任することになりました。
政治家の不正は、国民から冷たい目で見られます。

冷たい目で見ることを「白い目で見る」という言葉で言います。
今日はその「白い目で見る」の由来は何かという問題です。

 

「白い目で見る」の由来は?

   -嘘の発覚
   -訪問客への対応
   -自宅から砦を攻撃

 

「ことば検定」の解答を速報しています
お気に入りにしていただけると嬉しいです

 

スポンサーリンク

ことば検定 答え

   -訪問客への対応

 

 

 

 

スポンサーリンク

ことば検定  解説

きょうの解説

 

「白い目で見る」と言う言葉は、「白眼視」が元になって日本で生まれました。
由来は、古代中国の阮籍という人物の故事にあります。

阮籍は、白い目と青い目を使い分けることができたといいます。
青い目といっても、本当に青いわけではなく黒目のことです。
とはいえ、白い目と使い分けるとはどういうことなのか?
礼儀作法がしっかりした人には白い目で対応し、酒や琴を持ってきた人には青い目で対応したというのです。

実は、阮籍は目の色で相手を好きか嫌いかを示していたそうです。
好きな客には、青い目で対応したといいます。
礼儀作法がしっかりしている人には嫌いの意味を込めて白い目で、酒や琴を持ってきた人には好きの意味の青い目で対応したというのです。

というのも、阮籍は形式的な礼儀作法を嫌う一方、酒を好み琴を愛していたのだそうです。
この逸話から、人を冷たい目で見たり、冷淡に扱ったりすることを「白眼視」、「白い目で見る」というようになりました。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

本日の検定クイズ

ここを素早く見つけるコツで~す
①「見聞録 KENBUNROKU」をブックマーク
Googleなどの検索エンジンで「クイズの文章」で検索する
    *クイズ文の前後に見聞録と入れると見つかりやすくなるかもしれません
(注) 当ブログを転載している海外スパムサイトにご注意ください

今月のプレゼントと応募方法

 

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事