「焼酎」の製造に由来する言葉は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょう1月11日は、東日本を中心に新年の幸福や健康を祝い、鏡餅を食べる鏡開きが行われる日(*地域によって異なる)です。
鏡開きといえば、もう一つお祝いのパーティーなどで行われる鏡開きもあります。
樽酒の蓋を割って開きます。
正月や披露宴など、様々なお祝い事で行われます。
そして中のお酒が振る舞われます。
なぜ鏡を開くというのか?
よく言われているのは、樽酒の丸い蓋を鏡に見立てて、古くからこの蓋のことを鏡とずっと呼んできました。
そして、その蓋を割るのですが「割る」というとお祝いの席にはふさわしくないので、「開く」という言葉に言い換えたといわれています。
晴れの日の樽酒は日本酒が一般的ですが、古くから日本で親しまれてきたお酒には「焼酎」もあります。
そこで今日は由来が「焼酎」の製造に関係すると言われている言葉は、次のどれかという問題です。
「焼酎」の製造に由来する言葉は?
青 -せっかち
赤 -ちんたら
緑 -義務教育
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ことば検定 答え
赤 -ちんたら
ことば検定 解説
きょうの解説
今日の答えは、カブト釜式蒸留機と呼ばれる「焼酎」を作る器具が語源だと言われています。
江戸時代から、薩摩地方の焼酎造りに使われて来たそうです。
もろみを入れて釜の下から加熱すると、中で蒸発したアルコール分が筒を通じて落ちてくるのですが、焦って加熱すると焼酎が焦げ臭くなってしまうそうです。
そこで、ゆっくりゆっくり加熱するそうです。
すると焼酎は、ゆっくり落ちてくるようになります。
そんなゆっくり落ちてきたら、1日で出来る量は一升瓶一本分ぐらいなんだそうです。
カブト釜式蒸留機の通称は「チンタラ蒸留器」と言うそうです。
鉄釜が煮立つと「チンチン」と音が聞こえ、「タラ~タラ~」と焼酎が落ちることから「ちんたら」いう言葉が生まれたとされています。
前回の問題
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