「臨機応変」の由来は? 【ことば検定スマート】
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「臨機応変」の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。

 

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ことば検定 問題 

 

きょう9月5日は「計画と実行の日」です。

計画を立てて実行する言葉に「OODA(ウーダ)」があります。
Observe(観察)
Orient(状況判断)
Decide(意思決定)
Act(実行)

相手の動きを含めた状況分析を行って、自分の戦略作戦を実行するというものです。
ビジネスシーンで使われている印象がありますが、日本語だと「臨機応変」がかなり近い意味になります。

 

今日は「臨機応変」の由来は何かという問題です。

 

「臨機応変」の由来は?

   -接待の作法
   -部下への注意
   -琳(りん)

 

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ことば検定 答え

   -部下への注意

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「臨機応変」の由来は、中国の歴史書「南史」に登場します。
今から1500年ほど前、という国がありました。
初代の王は、安定した国づくりを行っていたのですが、そこに隣の国から侯景と言う男がの傘下に入りたいとやってきたのです。
王はその男を受け入れたのですが、隣の国は怒って攻め込んできました。

そこで迎え撃つために、王の甥である蕭淵明(しょうえんめい)が派遣されました。
戦いで一時は優勢だった蕭淵明らの軍ですが、その後動かなかったようで、見かねた部下が「攻めないのか」と声をかけると、蕭淵明は怒ってしまったようです。

「臨機応変」という言葉は、このとき蕭淵明が発した言葉が由来です。
「吾自ら機に臨みて変を制す。多言する勿れ」
自分で時と事柄に応じて変化に対応するから、余計なことを言うなという意味です。

ただ、この後の蕭淵明は、戦に負けて捕虜にされてしまいます。
結局、「臨機応変」とはいかなかったようです。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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