「天橋立」の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょうは7月20日、明日21日は「日本三景の日」です。
日本三景という言葉は、江戸時代から使われています。
儒学者の貝原益軒が天橋立を旅行して「日本の三景の一つなのもっともだ」と評しました。
その天橋立は、伝説上の生き物である龍を二匹見る事ができると言われています。
一匹目は北から見下ろすと昇り龍のように見えると言われています。
二匹目は南側から股のぞきすることで見えることで、龍が点に舞い上がるように見えると言われています。
今日は、この天橋立がこの名前になった由来は何かという問題です。
「天橋立」の由来は?
青 -梯子が海に倒れた
赤 -天界への階段
緑 -北欧歌手の竹筒
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ことば検定 答え
青 -梯子が海に倒れた
ことば検定 解説
きょうの解説
天橋立は、海の真ん中に砂の陸地が浮かぶ非常に珍しい地形です。
川が押し出す砂と海流がこの場所でぶつかって陸地になったと言われています。
陸地として完成したのは、平安時代だと言われていて縄文時代にはまだ海だったと言われています。
ですから、この間に徐々に陸地が出現したようです。
海の真ん中に道ができたように見えるわけですから、当時の人にとってはかなり不思議だったでしょうね。
書物に初めて「天橋立」という言葉が登場したのは、奈良時代です。
国を生んだイザナギの神話として載っています。
イザナギは愛するイザナギを訪ねるため、天と地を繋ぐ梯子を立てたのです。
これが「天橋立」です。
ただ、ある日昼寝をしていると梯子が海に倒れて、今のような地形になったとされています。
古代の人の想像力は雄大だったのです。。
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