「飛行機の乗降」が左の理由は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
8月25日は「羽田空港開港記念日」でした。
皆さんは、飛行機に乗るときに必ずすることって何かあります。
航空会社にも、様々な決まり事があります。
例えば、機長と副操縦士は同じメニューの機内食は食べないと言われてます。
どちらかが食中毒を起こしたときに、操縦ができなくなってしまうことがないようにするという理由からです。
そして、飛行機に乗り降りするとき、左右どちらの扉を使ってますか?
あれは基本的に、飛行機の前方に向かって左の扉と決まっています。
あれは基本的に、飛行機の前方に向かって左の扉と決まっています。
今日はその飛行機の乗降が、左側なのはなぜかという問題です。
「飛行機の乗降」が左の理由は?
青 -船の名残
赤 -操縦席の位置
緑 -もう何もしたくない
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ことば検定 答え
青 -船の名残
ことば検定 解説
きょうの解説
飛行機には船に関係する言葉が多い
飛行機の操縦士を英語で「パイロット(pilot)」と言います。
その「パイロット」の本来の意味は、「水先案内人」のことです。
では、空港は英語で「エアポート(airport)」と言います。
「ポート」の意味は「港」のことです。
「ポート」の意味は「港」のことです。
さて、ここまで何か気づいたことはないですか。
「パイロット」の水先案内人。「エアポート」の空港ということで、実は飛行機には船に関係する言葉が多いのですよ。
「パイロット」の水先案内人。「エアポート」の空港ということで、実は飛行機には船に関係する言葉が多いのですよ。
他にも、機長を「キャプテン」、機内を「キャビン」と呼ぶというのも、 船から来ているのです。
飛行機の乗降が左側なのは、「船の名残」
そして、古くは船には舵を取るための板が水際についていたのです。
そこで、かつては船の左側を港につけることは定着していたそうです。
右側は舵が邪魔になりますからね。
つまり、飛行機の乗降が左側なのは、「船の名残」なんです。
もっとも、右側の扉も実は開くんだそうです。
ただこちらは、機内食などを運び込むときなどに使い、一般には乗降には使わないようです。
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