「かき氷」正しい漢字は? 【ことば検定スマート】
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「かき氷」正しい漢字は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

 

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ことば検定 問題 

 

きょう7月25日は、「7(な)2(つ)5(ご)おり」の語呂合わせで「かき氷の日」です。
「かき氷」の美味しい季節になりましたね。
「かき氷」といえば、よく見かける定番の旗(波模様の上に赤い字で書かれた氷)があります。
実は、明治時代に粗悪な氷を扱う店があったことから、衛生検査が義務付けられたんだそうです。
旗の原型は、その検査をクリアした証しだったようです。
そこで、その氷の旗が全国に広まったと考えられています。
そして「かき氷」を漢字で書けますか?
今日は、それが問題です。

 

「かき氷」正しい漢字は?

   -欠氷
   -掻氷
   -ビーチサンダル

 

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ことば検定 答え

   -欠氷

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「かき氷」平安時代の随筆「枕草子」にも登場

現在のような「ガリガリと掻いた氷」を食べるようになったのは、明治以降と言われています。

しかし、氷を削って食べるという習慣は、平安時代に書かれた随筆「枕草子」にも登場します。

「枕草子」(清少納言)から

あてなるもの
削り氷にあまづら入れて、
新しき金椀(かなまり)に入れたる

「あてなるもの」とは"上品なもの"、"良いもの"という意味です。
削った氷にあまづら、これ(あまづら)は当時の甘味料ですが、それをかけて新しい金属の器に入れたものが上品で良いと述べられています。

夏の氷は、今以上に大変な貴重品で、当時はごく限られた特権階級しか口にできない究極の贅沢だったようです。
「かき氷」とは氷が欠けたものを口にしたもの
当時、その氷は氷室を作って、そこに保存していたと考えられています。
そして元々は、その保存した氷が「欠けた」ものを口にしたということから、「かき氷」という名前が生まれたと言われています。
そうなると、「欠氷」が正解です。

 

 

 

前回の問題

 

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