【SDGs】「ゴミに由来する」言葉は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
きょうもテレビ朝日の「未来をここからプロジェクト SDGs」の一環で「SDGs」についてです。
「SDGs」の17の目標のうち、12番の「つくる責任つかう責任」。
これは、具体的には持続可能な方法で生産し、責任を持って消費するということです。
責任を持った商品というと、食品ロスの問題があると思います。
日本人は1人当たり年間どれくらいの食品を捨てているかというとなんと48㎏、茶碗一杯分のご飯を毎日捨てているのと同じだそうです。
日本人は1人当たり年間どれくらいの食品を捨てているかというとなんと48㎏、茶碗一杯分のご飯を毎日捨てているのと同じだそうです。
まだ食べられるものをゴミにするなんて、まさに昨日説明した「もったいない」です。
そこで今日は、「ゴミに由来する」言葉はどれかという問題です。
きょうの問題
【SDGs】「ゴミに由来する」言葉は?
青 -一緒くた
赤 -ちり鍋
緑 -車体に小さな傷
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
青 -一緒くた
【本日の 緑 のボケは?】
「ゴミに由来する」ではなく「5ミリくらい擦る」というボケでした
きょうの解説
【「ゴミに由来する」言葉は?】
「ちり鍋」とは
まず「ちり鍋」とは、魚の切り身を熱湯に入れると、"ちりちり"と縮むことから「ちり鍋」と名付けられたといわれています。
もちろん、ゴミとは関係ありません。
「一緒くた」とは
一方の「一緒くた」
これは「くた」がポイントです。
これと同じ意味の「くた」がつくのが「がらくた」です。
広辞苑で「くた」を調べると、"ごみ。くず。あくた。"とあります。
「がらくた」も「一緒くた」の「くた」も、「ごみくず」の意味の「あくた」が語源だと考えられています。
つまり「一緒くた」は、元々は"ゴミも他のものも一緒にするということ"、さらに、そこから"様々なものを乱暴にひとまとめにして粗末に扱うこと"、"雑多なものを混ぜ合わせること"の意味で使われるようになった言葉です。
一緒くた
▶乱暴にまとめて粗末に扱うこと
▶雑多なものを混ぜ合わせること
▶雑多なものを混ぜ合わせること
前回の出題
本日の出題
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